他のネタを書いてるのについ書きたくなった…シャアの話

アムロ「今日はシャアの様子がおかしいんだよな」
アムロはラーカイラム社の休憩所でブライトにそう呟いた
 ブライト「おかしいとはどんな風にだ?」
アムロ「朝は家に来ないし、様子を見に行ったら居留守を使うんだ」
ブライト「ふむ、何かあったのかもしれないな」
アムロ「ああ、おっと、そろそろ仕事に戻るか」

今日のシャアはロランに会いに来ないで何をしているのか?
アムロは本来なら喜ぶべきなのになぜか喜べなかった
 そんな時にたまたまセイラと出会ったのであった…

アムロ「セイラさん、ちょうどいいや…実は……」
アムロはセイラに今日のシャアの様子を話してみた
 セイラは笑いながらついて来ればわかると言ってアムロを連れていった
 アムロを連れていった先はひっそりとしたお墓であった
先客がいたのであろう、お墓は綺麗に掃除され、花が供えられていた
 アムロ「セイラさん…これは?」
セイラ「私と兄さんのお母様のお墓よ」
アムロ「じゃあシャアは……今日は命日だったんですね」
セイラ「ええ……兄さんはああ見えて?お母様を好きでしたから」
アムロ「そうですね……」
二人は黙読をして、それぞれの家へと帰っていった

翌日…
シャア「やはり私にはロラン君が必よ…グハァ!?」
アムロ「まったく…少しは変わってくれると期待したのに」
キャプテン「庭先にいたグエン卿はミンチより酷くなっていたぞ」
アムロ「母の命日にお参りするなら少しはマシになれシャア!」
シャア「なぜそのことを…だが今の私には母が足りないのだ!」
アムロ「俺達だって親がいないだろうが!生き方で変えられるんだ!」
シャア「む!すまなかったな…少々デリカシーがなかった」
アムロ「いや、お前も似たような環境だったな…すまん」
シャア「気にするな。後で久々に飲みに行こう」
そう言うとシャアは帰っていった
 ロラン「飲みに行くなら控えめにしてくださいね」
アムロ「ああ、気をつけるよ。じゃあ行ってくる」

終わり

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最終更新:2013年09月22日 21:53