162 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/13(木) 22:23:29 ID:???
カラス「君はまだわかっていない!この世はすべて強き者だけがその意を通せるのだっ!」
トビア「くっ!」
カラス「きみが意を通したければ私に勝つことだ!」
トビア「ふ、ざ、けるなぁぁぁぁっ!」
カラス「何っ!?」
トビア「ふざけんじゃねえぞおっ!そんなわけのわからねえごたくで!」
トビア「これ以上ケーキを食われて、たまるかーーっ!」
ジャンケン ポン
カラス「み、見事ですよ!トビア君!ははは…それでよい!それでよいのだ!」
トビア「先生……半分に分けましょ」
カラス「これはありがたい…ギリ君の為に頂いておきます」
167 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/13(木) 22:48:49 ID:???
トビア「もう…やめろ!ドゥガチ!何故そうまでしてサンタコスをやろうとする!!」
ドゥガチ「きさま!きさまごときに何がわかるっ!わしは…わしはたった一人でクリスマスを演じてきたのだぞ!たった…一人でだ!」
ドゥガチ「七面鳥を!サンタクロースを!一週間をかけて、テテニスの為に用意していたのだぞ!」
トビア「何?何だって?」
ドゥガチ「それを…きさまは、テテニスに近づいた貴様は何をしたっ!」
ドゥガチ「自らの家のパーティーに誘い…あろうことか、秘密を暴露しおった!」
トビア「何??ベルナデットとのクリスマスデートの話か??」
ドゥガチ「くくく。まだサンタクロースを実在すると信じて疑わぬ乙女に、サンタクロースは父親だと。ワシだと暴露しおった…乙女の夢を壊したのだぞ!わかるか?この絶望が?」
トビア「だけど、ベルナデットはあんたに感謝していたぞ?薄々とわかっていた…んじゃないのか??」
ドゥガチ「あるいはそうかも知れんな。だが、ワシから明かしたかったのだ。赤の他人のお前にばらされる事をわしが、どれほどくやしく思ったか!」
ドゥガチ「それはワシの夢を!ワシの努力の全てを否定されるに等しかったのだ!きさまにわかるか?この怒りが!」
トビア「安心したよ、ドゥガチ!あんた、良い父親だっ!彼氏にヤキモチを焼く…ただの父親だ!」
ドゥガチ「娘の彼氏の言うことかぁぁぁっ!」
トビア「ところで、あんたにも来て欲しいんだが…」
ドゥガチ「ワシにクリスマスパーティーに参加しろ、と?」
トビア「ベルナデットが御礼をしたいらしい。是非来てくれないか」
ドゥガチ「ムゥ…テテニスがか……行ってやらん事もないな…」
トビア「素直に娘が手を離れたかのようで淋しいなら淋しいと、パーティーに行きたいなら行きたいと言ってくれ」
最終更新:2013年09月23日 20:59