210 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/14(金) 01:38:10 ID:???
ガロード「サンタクロースか…。ガキの頃は本気で信じてたなぁ…」
ジュドー「あ、俺も俺も。クリスマスイブになったら徹夜してなんとかサンタの姿を見ようとしたりさ…」
ガロード「そうそう。んでもって、結局耐えきれずに寝てしまうんだよなー」
ジュドー「次の日、朝に目が覚めたらあら不思議」
ガロード「枕元にプレゼントが置いてあるじゃありませんか…って、すげえ興奮したよな」
ジュドー「ま、いつの間にか気がついちゃうんだけどな。サンタクロースは実在しないって…」
ガロード「俺は小学校の時には気づいてたけど、アルやシュウトはどうなんだろうな?
そういやティファは何才くらいから気づいてた?」
ティファ「……あの、ガロード。…サンタさん……ホントはいないの?」
ガロード「……え?」
239 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/14(金) 12:29:03 ID:???
210
赤い仮面の人「実在と非実在…非常に難しい問題ではある。
とりあえず、トナカイのソリで空を飛び、煙突から家屋に侵入して
プレゼントを子供の枕元に置いて行く怪人物としてのサンタクロースは、
実在しないと思っていいだろう。
そもそも暖炉の煙突がない家の子供はプレゼントがもらえないのかね?」
ティファ「………(ガーーーン!)」刹那「ダム!」
ガロード「ちょ、あんたいきなりやってきて何を!」
赤い仮面の人「だぁが!!」
ガロ&ティ「「(どきっ!)」」
赤い仮面の人「プレゼントを贈ることで誰かに幸せになってもらいたい、
その人の笑顔を見たい、と思う気持ち…
それこそが『サンタクロース』と言う存在なのではないかね?」
ティファ「…気持ち…」
ガロード「サンタクロース…存在?」
赤い仮面の人「そう!
その気持ちがあれば、誰もがサンタクロースであり、
誰でもサンタクロースになれるのだ!」
ティファ「誰でも…私、でも?」
赤い仮面の人「いかにも!
さて、改めて問おう、お嬢さん。
サンタクロースは『いない』と思うかね?」
ふるふると首をふるティファ。
ティファ「いいえ。 サンタクロースはここに、います…」
ぎゅっと、大事なものを抱きしめるように、ティファが両手を胸にあてる。
ティファ「ガロードの中にも…」
ガロード「いいっ?!」
ティファ「貴方の中にも…」
赤い仮面の人「はっはっはっ!」キラーン!!
めっさいい笑顔で歯を輝かせる赤い仮面の人。
赤い仮面の人「君のサンタクロースはどんなサンタかな?
クリスマスの日を楽しみにしているよ!
それではごきげんよう、少年と少女よ!」トウッ!
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン…
ガロード「…とりあえず、トナカイのソリで空を飛ぶヤツは、いるんだな…」
240 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/14(金) 12:43:05 ID:???
ミネバ「ちちうえ、さんたくろーすとは何ですか?」
ドズル「クリスマスの夜に幸せを運んで来てくれるおじいさんだ。赤白の服を着て、トナカイに乗ってやってくるんだよ」
ミネバ「!では、シャアやマツナガは実はさんたさんだったのですか?」
ドズル「ぬ…純真な瞳……!!そ、そうだとも!何が欲しい?パパが頼んでおいてやるぞ!」
ミネバ「ずっとかぞくみなで平和にくらせますように」
ドズル「……ミネバよ!お前はなんていい子なんだ!ギュッボキボキベキバキ」
最終更新:2013年09月23日 21:05