296 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/15(土) 07:05:49 ID:???
モニク「マイは今のままだったら百パーセント私の気持ちに気付かないわ…断言できる」
エルヴィン「確かにね。殺人級のニブさだしね」
モニク「そこで決めた、決めたのよ。明日マイに告白する!」
エルヴィン「凄いや、姉さん!じゃ、呼び出すのは僕が…」
モニク「あ…いや…やっぱり明後日…いや…来週……モジモジ」
エルヴィン「そんな事言ってたら出来ないよ……うん、明日ヨーツン社前に晩七時に待ち合わせましょう、って」
モニク「…あり……がとう……モジモジ」
  • 次の日-
モニク「遅いわね…」
エルヴィン「遅い、って2時間も早いよ、姉さん」
マイ「あ、大尉。早いですね」
エルヴィン「嘘っ!?早っ!?」
モニク「あ…マ、マイ…お、遅いぞっ!女を待たせる物ではない!」
マイ「あ、あ、はい。すみません。所で……用事とは何ですか?」
モニク「ぁ…その…ぅん……モジモジ」
エルヴィン「姉さん…頑張って…」
 ホルバイン「じいさんが言っていた…告白は一発度胸だ、ってな……じいさんはお見合いだったがな」
エルヴィン「あ、ホルバインさん」
カスペン「告白!告白こそが女なのである!エル君、さし入れのかすたどんだ。食べるが良い…ヴェルナー君もな」
エルヴィン「あ、ありがとうございます。ホルバインさんも……うまいモグモグ」
モニク「ぅ…マ、マイ…」
マイ「はい」
モニク「わ、私は…ずっと…ずっと前から…お前の事が…す…好きなんだ…お、お前さえ良ければ…」
手をギュッ
モニク「わ、わ、私と…つ、つ、付き合ってくれないか……」
 ホルバイン「イヤッフゥーーーー!!!モグモグ」
カスペン「中々やるではないか!モグモグ」
エルヴィン「凄いや、姉さん!」
モニク「マイ…返事を聞かせてく…」
マイ「いや、何でもないからあっちにいってくれ!」
ワシヤ「ははは!大尉殿と上手くやれよー!じゃあ又!」
マイ「全く……あ、す、すみません…聞いてませんでした……」
モニク「………うにーーーーーーっ!!!!!ばか、ばか、ばか、ばかーーーっ!!!!ポカポカ」
エルヴィン「…もはやわざとやってるとしか…」
 ホルバイン「じいさんが言っていた…世の中には超弩級のニブ男がいる、ってな……じゃ、家にエントリィィィィーーー!!!!」
カスペン「ふむ…後でこのシフォンケーキで慰めてあげるがよい。では、さらばだ」
マイ「す、すみませんって!本当にごめんなさい…だ、だから泣かないで…」
モニク「うう…せっかく…ヒック…勇気を出して…ヒック…告白したのに……ヒック」

モニク「……と、いう夢を見たんだ…」
エルヴィン「僕も同じ夢を見たよ…ありえそうだから怖いよね」

300 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/15(土) 08:17:32 ID:???
ドズル「ふむ…鈍い男を落とす方法か」
モニク「閣下にご相談するような事ではないと重々承知はしております…」
ドズル「構わんよ…ミネバがヅダ好きなのでな…その礼だ」
モニク「ほ、本当でございますか!」
ドズル「ああ。爆発が美しいそうだ」
モニク「……」
ドズル「ま、鈍い男は…そうだな…真正面からぶつかるのが一番だと思うがな」
ゼナ「うふふ。この人もまだ学生の私に『俺の子を生んでくれまいか』と言ったのですよ」
ドズル「こ、こら。出鱈目な事を言うでない!テレテレ」
モニク「真正面から、か……」

シャア「鈍い男とな?ふむー……私自身鈍いと言われるからな…」
ハマーン「そんな男、押し倒してしまえばよいのだ」
ミネバ「はまーん。おしたおす、とは何だ?たっくるして怪我をさせるのか?」
ハマーン「女の武器の一つでございます。男に迫って無理矢理お
 シャア「ハマーン!ミネバ様に変な事を吹き込むなっ!」
ハマーン「黙れ、シャア!女として必要な教育だ!」
シャア「王女にそんな教育が必要あるか!」
モニク「お、押し倒……ポッ」

エルヴィン「姉さん、結局どうするの?」
モニク「ん…やはり洗脳するしかないかな…って」
エルヴィン「洗脳しても治りそうにない気がするよね」
モニク「何かそんな気がするわ…」
ララァ『人はいつか…わかりあえる時がくるわ…』
モニク「?エル、何か言った?」
エルヴィン「いや、空耳じゃない?」
ララァ『ただ…それにはまだまだ時間がかかりすぎるだけなのよ……』

304 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/15(土) 08:59:06 ID:???
ワシヤ「なー、大尉殿はお前の事が好きなんだぜ?」
マイ「知っているよ」
ワシヤ「そりゃもうベタ惚れで……ってえぇ!?」
マイ「あんな態度をされて気付かない方がおかしいじゃないか」
ワシヤ「え?え?だ、だってお前…え?」
マイ「あはは。Sな彼女をイジメてあげるのは楽しいって事だよ」
ワシヤ「……ドS……マイ、恐ろしい子……」

モニク「と言う夢を見たんだ…」
エルヴィン「マイさんに限ってきっとそれはないよ」
モニク「やはり男はMな女性が良いのだろうか…マイなら私…」
エルヴィン「姉さん、しっかりしてよ」

マイは単なる隠れ超ドSなのかもしれない。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年09月23日 21:08