404 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/16(日) 10:18:38 ID:???
シャア「性格に言えば私がアルテイシアに料理を教えて
アルテイシアからアムロは料理を習ったのだ
そのアムロから学んだのが
ロラン君と言うわけだ
もっとも私にも師がいる。他でもないランバ=ラルだ」
シーブック「あの居酒屋の」
ガロード「道理で美味い筈だぜ。店だせるレベルだもんな」
シャア「しかし師匠格にあたるとはいえロラン君にはまだまだ届かんな
青は藍より出て青しとはこのことだな、はっはっは」
406 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/16(日) 10:24:32 ID:???
ジュドー「でもさ、料理を習うって相当仲が良くないと無理だよな」
シロー「ああ…単なる友達程度じゃ中々難しいだろうな…セイラさんは性格厳しめだろうし」
シャア「……何が言いたいのか、君達は?」
シロー「つまり、アムロ兄さんはセイラさんと男
アムロ「ははは、お前達よく食べたか?じゃあ帰るぞー」
シャア「待て、アムロ。詳しく話を……」
アムロ「はっはっは、シャア、世話になったな…今度埋め合わせはする……それでは!」
シャア「待て、アムロ!」
407 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/16(日) 10:53:46 ID:???
シュウト「じゃあ誰が一番料理が上手なの?」
シャア「ふむ、それはやはりロラン君だろう
しかし料理というものには種類がある
ロラン君の料理は家庭の味だな
だからこそ多くの人間がそれに惹かれるのだ」
アル「他の人の料理は違うの?」
シャア「そうだな。ザクにも色々なザクがあるように、料理にも色々なものがある。
ラルの出す料理と雰囲気はまだ君たちには早い大人の味だし
私の料理などは格式張っていて、これが毎日だと疲れるだろう?
アムロの料理は逆に独身男のそれだ。ある意味一番男の料理と言えるかも知れんが」
ジュドー「ぶっちゃけセイラさんが一番劣る?」
カミーユ「なんでお前がそんなことを知っているんだ」
ジュドー「いや、リィナがよくセイラさんといるし……」
シャア「アルテイシアは特に料理が好きという訳ではなかったからな
淑女のたしなみとして私とラルが教え込んだが。
私は私で、アルテイシアに美味しい物を食べさせてやりたかったから腕を磨いた。
まあ、こんな風に誰かの為に頑張れば自然と上手くなるというものだ。
必要に迫られて上手くなったような料理ではやはり何か足りない。
それがロラン君とアムロの差だ」
アムロ「セイラさんに甘いお前が、随分と辛口だな」
シャア「ふ……私の知っているアルテイシアの料理は幼少の頃のものだ
今のアルテイシアの料理がどのようなものかは知らん。
どこかの男の為に心の籠もった料理をするようになっているかも知れんしな」
キャプテン「そんな事があってから、我が家の台所は
シローとドモンとシーブックとヒイロとガロードによって占拠された
彼らはそれぞれの恋人に手料理を振る舞いたいらしい」
コマンビー「……それはマスターの責任だろうか?」
キャプテン「謝罪する必要のない責任だと思われる」
コマンビー「そうか」
キャプテン「我々も日頃お世話になっているマスターに何か作るのはどうだろう」
コマンビー「名案だ」
DOME「今、ちょうど活きのいい
デビルガンダムヘッドが入ってるけど、天ぷらにするかい?」
408 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/16(日) 11:15:00 ID:???
ガロード「とは言ったものの……」
シロー「どうしたものかな」
ドモン「熊でも狩って鍋にするか?」
シーブック「それ、絶対普通の手料理じゃない」
ヒイロ「俺には無理なのか……自ばk」
ガロード「ストップ。今ここでやったらマジで洒落になんないって!」
シロー「豆のスープとか作ってもアレだよなぁ……」
シーブック「サンドイッチとかもセシリー相手じゃ効果は薄いだろうしなぁ……」
ドモン「中華料理ならサイサイシーに教えてもらったが自宅でやるには火力が足りんからな……」
ヒイロ「教えてくれ五飛、俺はあと何回リリーナへの手料理で悩めばいい? ゼロは何も答えてくれない……」
五飛「甘えるな(ガチャン)! 手料理くらい自分で考えろ!!」
デュオ「ぶっ! ちょ、な、いきなり何言ってんだよ五飛!?」
カトル「今の反応からするとまたヒイロでしょうか」
トロワ「ああ、ヒイロの癖だからな」
ジュドー「今、うちのメンツが手料理したいとか言ってるしソレかねぇ」
カトル「なるほど」
ロックオン「お前らも暇なのねぇ」
デュオ「いやいや、アンタらも充分暇だろ。CB何やってんだよ」
フェルト「今日はクリスとリヒティが学童保育。刹那がお兄さん追っかけ、ティエリアが山の手の学校に女装で潜入……」
ロックオン「んで、アレルヤはまた何処かに消えて俺たちオフ」
五飛「真面目にやらんのか、貴様等」
ロックオン「まあまあ、良いじゃないのよ。こうして外でブラブラすんのも悪くねえし」
トロワ「それで、デートか」
デュオ「おお、それか」
フェルト「っっ!? ち、ちがxt」
ロックオン「あはは、違う違う。俺は保護者なだけだ。なんたってフェルトは俺の『可愛い妹分』だからな!」
フェルト「…………orz」
カトル「突っ込むべきですか、あれ?」
ジュドー「あー……いつもの事だから」
409 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/16(日) 11:18:39 ID:???
アムロ「では、弟達が何を作っているのか見に行ってみるか」
ロラン「はい」
シャア「ふ、楽しみだな……」
アムロ「何故さも当然かのように貴様がいる!」
シャア「何を言っている?貴様に料理を教えたのは私だぞ?いわば弟子の弟子だ」
ロラン「どうでもいいから行きましょうよ……」
アムロ「シローは……なんだ、これは!?」
シャア「レーション、だな…軍用食事の一つだ。かなりまずいらしい」
シロー「アイナの料理はレーションよりまずいんですよ…だからレーションを美味く調理できるようになれば野営中でも美味い飯が食えます…」
アムロ「まぁ…戦場で満足な食材があるとは限らないからな……」
ロラン「レーションか、アイナさんの料理か…シロー兄さんも大変ですね……」
シャア「次だ、次……」
シーブック「あ、兄さん達。もうすぐ焼けますから…待っていて下さい」
シャア「そういえばキンケドゥ君はパン焼きが得意だったな…あのパンはいい、ものだ」
シーブック「そ、その名前で呼ぶのはやめて下さい…げ、芸名みたいな物ですから……」
アムロ「うむ…シーブックは心配ないな……(キンケドゥ?)」
ロラン「あ、焼けたようですね……うまい…ホクホクしまふモグモグ」
アムロ「次はヒイロとガロードか…あれ?ティファちゃんじゃないか」
ティファ「こんにちは。ガロードとヒイロさんは食材を調達に行かれました」
シャア「食材…不安を感じざるをえんな……何故君が?」
ティファ「ガロードに『美味いもんつくってやる』と呼び出されたら
こんなことに」
アムロ「全く…しょうがないな…このパンでも食べているといい」
ティファ「あ、ありがとうございます…おいしい…」
シャア「キンケドゥ君特製のパンだ。欲しくなったら声を掛けるといい」
ロラン「最後は……ドモン兄さんですね…」
アムロ「あいつが料理できるとは思わんがな……」
シャア「……ぬ?
東方不敗マスターアジアがいるではないか……」
師匠「ドモンよ!男の料理…それは熊鍋じゃぁッ!」
ドモン「はい、師匠!」
師匠「では、今から狩りにいくぞ!よいな、ドモン!」
ドモン「承知っ!超級!!」
師匠「覇王!!!」
ドモン「電影弾ッッッ!!!!」
ドカーーーーン
アムロ「い、家がーーーーっっっ!!!」
シャア「……レイン君も大変だな……」
ロラン「ええ…熊鍋って……マタギじゃないんですから……」
411 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/16(日) 11:29:22 ID:???
シュバルツ「甘い、甘いぞ!ドモンッッッ!!!」
ドモン「に、兄さん!」
シュバルツ「ややこしいから兄さんはやめい…男なら熊鍋、だと……?笑止!」
師匠「何じゃと!?ならば何が良いと言うのじゃ!」
シュバルツ「それは……狸汁だ!」
ドモン「た、たぬき……」
師匠「汁……!!!!」
ドモン「伝説の狸汁……!」
シュバルツ「しかも、いなり寿司にも出来て一石二鳥だ」
ドモン「な…なるほど……金が無いから無駄を省く…まさに男の料理!!」
師匠「ふ……負うた子に教えられる、とはこの事か…シュバルツ・ブルーダー…見事なり!」
シュバルツ「では、捕りに行くとしよう」
ジョーカー「……狸汁や狸うどんに本物の狸は入っておらぬのだがな…」
420 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/16(日) 13:19:43 ID:???
シュバルツ「レイン、待たせたな…」
つ 狸汁+本場!おいなり寿司
ドモン「これが…俺達の…漢の……」
つ 超特大熊鍋
師匠「料理じゃぁっ!刮目して見るが良いッッッ!!!」
つ 石破天驚拳でミンチになった何か(焼きたてジューシーじゃ!!by師匠)
レイン「あは…あははは……」
最終更新:2013年09月23日 21:23