294 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/23(日) 16:01:56 ID:???
モニク「何っ!?ホルバインは編物上手だったのかっ!?」
エルヴィン「姉さん、知らなかったの?」
モニク「ただのアッガイ馬鹿かと……」
エルヴィン「……今、ガラハウさんが習ってるみたいだよ」
モニク「シーマの奴が?えぇぃ!熟女同盟を自ら提唱しておいてっ!!」
エルヴィン「心は乙女なんだよ、姉さん。習ってみたら?」
モニク「む……」
エルヴィン「手袋を編むつもりがマフラー、なんてもう嫌でしょ?」
モニク「分かった……そうする…(´・ω・`)」
んで。
ホルバイン「あんたが頼み事たぁ…珍しいな。明日は大時化に違いねぇ……」
モニク「そ…その…私に…あ、編物を……教えてはくれないだろうか……」
ホルバイン「オリヴァーの奴に編むんだろ?その言葉を今か、今かと待っていたぜ」
モニク「!?」
エルヴィン「(皆に気付かれてないと思ってたのかな)」
ホルバイン「よし…ちょっと手袋を編んでみな……」
3時間後
ホルバイン「……3時間もかかった上に…なんだ、これは?」
モニク「く、首用手袋だ……」
エルヴィン「姉さん、普通はマフラーって言うんだよ」
ホルバイン「やれやれ…度し難いな……」
モニクは果たしてマイに手袋を、自分の気持ちをプレゼントできるのか!?
302 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/11/23(日) 17:58:16 ID:???
ホルバイン「……これは何だ?」
モニク「ボ、ボクシンググローブ型手袋だ……」
エルヴィン「姉さん、普通は靴下って言うんだよ」
ホルバイン「やれやれ…ここまで酷いとはな。シーマのオバさんの方がよっターン
シーマ「何か言ったかいっ!?」
アッガイタソ「キューン、キューン(汗」
シーマ「おやぁ…モニクちゃんじゃないか…あんたも編物を習いにきたのかい?」
モニク「う、うるさいっ!お前には関係ないだろうっ!」
シーマ「そうかい…それにしても…フフ、酷い物だねぇ…」
モニク「な……なっ!?そういう…お…お前はどうなのだ!?」
シーマ「フフッ……コッセル!」
デトローフ「はっ!…どうだ、このせーたぁはシーマ様が編んでくれたもんだ!」
シーマ「昔から世話になってるし、コウと同じくらい肩幅が広いからねぇ。見事なものだろう?」
エルヴィン「あぁ…姉さん、凄いよこれ。コッセルさんの顔までディフォルメして網こんであるよ」
モニク「く………っ…くや……しぃっ……!!ビクンビクン」
シーマ「フフ…お互いボクちゃんを好いている者の誼だ…私が教えてやろうかい?」
モニク「な、何故お前などにっ!編物ならホルバインに……」
アッガイタソ「キューン、キューン(ブンブン[無理、無理]」
モニク「……お…お願いし……します……」
シーマ「フフッ…良い返事だ…着いてきな!」
モニク「……ッ!い、いつか反対に馬鹿にしてやる……ッ!!」
エルヴィン「姉さん、頑張って」
モニク「ああ…ごめん、晩御飯は自分で作ってね…」
デトローフ「シーマ様、くれぐれもシメちゃなりませんぜ」
シーマ「分かってるよ。私もさすがにそこまで血気盛んでもないさね」
スタスタスタ
デトローフ「行っちまったな…やれやれ、暫く時間を潰すかに」
エルヴィン「姉さん…晩御飯は、って…いつも僕が作ってるじゃないか…」
デトローフ「ん…小僧、晩御飯でも食べに行くか?俺がおごってやるぞ」
エルヴィン「え?いいんですか?ありがとうございます」
エルヴィン君は何か大人、というかおじちゃんに好かれそう。
カスペン大佐とか、ラルとか。
最終更新:2013年09月25日 18:59