モニク「海兵・・・頼みがある」
ホルバイン「クリスマスプレゼント用の手編みの手袋なら断る。だいいち技術屋さんの目は確かだ
俺が作ったものだと一発で見破るぞ」
モニク「人がものを言う前に悟るな漁師の勘め。だが・・・私には出来んのだ!」
ホルバイン「あきらめんなよ。あせらず落ち着いて、一から順に編んでいけばいいだけだ」
モニク「こ・・・これを見ろ!」 → ぐしゃぐしゃになった腹巻のような毛糸のかたまり
ホルバイン「・・・・・・・」
アッガイたん「・・・・・・」(かたまりを爪でツンツン
ホルバイン「どんなに不恰好だったとしても、大切なのは気持ちだ」
モニク「・・・そんな台詞はちゃんと人の目を見て言え」
ホルバイン「・・・とにかく、だ。完成までは付き合ってやる。上官殿が自分で作り上げるてこその
クリスマスプレゼントだ」
アッガイたん「!!(応援するようにガッツポーズ)」
モニク「く・・・了解した・・・」
モニク「か、か、か、完成したぞ!!」(三日完徹)
ホルバイン「・・・おう。よかったな上官殿・・・」(それに付き合った)
アッガイたん「(ばんざーいと万歳)」
モニク「これでようやく、マイに・・・」
マイ「おはようございます、キャディラックさんホルバインさん、アッガイたん」
モニク「!!おはよう、マイ!!こ、これを受け取ってくれ!!」
マイ「え?これは・・・手袋?」
ホルバイン「・・・ああ、両手の大きさも違うし形はいびつでところどころ解れてちゃいるが、手袋だ・・・」
マイ「もしかして、キャディラックさんが作ったんですか?」
モニク「あ、あああ、ああそうだ!この季節の外回りは寒かろうと思ってな!!!!!」
マイ「ありがとうございます。嬉しいですよ。早速使わせていただきますね」
モニク「!!!!!嘘っ、ここでフラグが折れないなんて!?ゆ、夢のようだ・・・」(ふらり)
マイ「キャディラックさん!?どうしたんですか、しっかり!!」
モニク「・・・う、うう・・・夢だ!これは夢に違いない!私がマイの腕の中にいるなんてっ・・・!!」(気絶)
マイ「うわぁー!!救急車をー!!」
ホルバイン「・・・上官殿・・・長いことフラグクラッシュされ続けてきたもんだから、幸せアレルギーに
なってるな・・・」
アッガイたん「(ひとつ頷く。不憫そうにモニクとマイを見守る)」
393 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/11(木) 17:18:48 ID:???
モニク「・・・エルヴィン、私、マイに手編みの手袋を受け取ってもらって抱きとめてもらうなんて
幸せな夢を見たわ・・・フフ・・・ここまでくるともう末期よね・・・」
エルヴィン「それ夢じゃないよ!?現実を認めてよ姉さん!?」
最終更新:2013年09月27日 20:49