598 名前:家庭訪問X-1 :2008/12/14(日) 22:05:55 ID:???ピンポーン
アムロ「はいはい…っっっう、なんだこのやたらと『デカク』て『渋い男』は!!」
   「そして、も み あ げ!!!!!」
男「ガロード君のお兄さんですか?私、担任のジャミル.ニートです」
アムロ「ああ、お世話になっています。今日は家庭訪問ですか」
ジャミル「はい、そうです」

居間

アムロ「で、学校ではガロードの様子は如何ですか?」
ジャミル「ええ、登校状況や友人関係も特に問題ありませんよ」
    「只、成績の細かい所ではイロイロと」
アムロ「…」
ジャミル「ガロード君は、数学や物理といった理数系は得意ですね」
    「只、何故か計算過程をすっ飛ばす」
アムロ「は?」
ジャミル「簡単に言うと、計算過程は間違っているのに最終的な答えは合っている
    「時には、教えていない応用手段を用いて回答しています
    「正直、どう評価したら良いのか、他の先生方とも頭を悩ませていますよ」
アムロ「そ、そうですか(しかし、このおっさん本当に体格良いなぁ)」
ジャミル「文系は、壊滅的」
アムロ(やっぱり)
ジャミル「只、不思議な事に英語の文法は駄目ですが、読み書きは何故か正解が多く 
    「ネイティブに近い文章を書きますね。
    「それから、会話は見事です。一時的に来ていた臨時の先生と
    「会話が成立していましたから。
    「最初はめためたでしたが、どんどん意思疎通が出来ていました」
アムロ「…意外な一面です(こんなに渋くて、一体幾つよ?このおっさん)」   

599 名前:家庭訪問X-2 :2008/12/14(日) 22:07:36 ID:???
ジャミル「芸術方面は諦めた方が良いですね」
アムロ「ああ、やっぱりそうですか(しかし、すげーもみあげだ)」
ジャミル「先日も愉快な騒動を起こしてくれまして」
アムロ「う」
ジャミル「美術の課題で『自画像』というのがあったのですが
    「ガロード君、バレバレの捏造をしてくれました」
アムロ(ガーローーーードーーーー)
ジャミル「通常より3倍良い自画像でしたが。
    「水彩画指定のはずが油彩画で。
    「キャンバスが画用紙サイズに切り抜かれていました」
アムロ(~~~~ティファのだな)
ジャミル「キャンバスを切り抜く辺りがガロード君らしいですね
    「ははははは」
アムロ「…愚弟が御迷惑を御かけして本当にすみません。
    (ガロード、ミンチ決定)」
ジャミル「いえいえ、問題児ってレベルではなく、
    「いたずらっ子級ですから大丈夫ですよ。
    「只、どの教科ももう少し基礎を押さえてほしいですね」
アムロ「そ、そうですか。わかりました」
ジャミル「それでは、私はこの辺で失礼します」

600 名前:家庭訪問X-3 :2008/12/14(日) 22:09:31 ID:???
アムロ「DOME、ジャミルニートのパーソナルデータをくれ」
DOME「人を検索機扱いしないで欲しいですね」
   「えーっと、ジャミル.ニート、三十歳」
アムロ「ええええええええええ?!?!あのおっさんが?!」
DOME「15年前は旧連邦軍のNT兵でエースパイロットでした」
アムロ「…何か既視感」
DOME「当時は童顔ちびでしたよ」
アムロ「…それが15年でデカイ渋いおっさんになったのか」
DOME「昔取った杵柄か、GXの操縦はガロードより上手いですよ」
   「で、戦争終了後色々ありましたが、敵方のエースパイロットと
   「新連邦と宇宙革命軍の和平を取り付けました」
アムロ「…俺とシャアで和平交渉ってか?」

アムロ「俺とジャミルとでは随分違う事がよく解った!!!」
   「だが、俺とジャミルとはほぼ同世代なのに
   「何故、奴はあんなに渋い?!デカイ?!大人に見える?!」


DOME「キャラデザの違いじゃないっすか~」

アムロ「マイ、DOMEを空中分解してくれ」

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最終更新:2013年09月27日 21:26