アムロ日記(1)

○月×日
折角の休みだというのに、セレーネは朝からPCと向き合って動こうとしない。
誰か誘って外食でもしてくれば、と言っても生返事だ。
一応飲み仲間はいるようなのだが・・・

△月□日
久しぶりにZプラスを引っ張り出してベルと夜空のデートと洒落こむ。
彼女と出会って間もない頃を思い出しながら帰宅すると、セレーネがタンクトップにショートパンツという格好でウロウロしていた。
親しき仲にも礼儀ありという言葉を知っているのだろうか。

×月△日
シャア、セイラさんと三人で飲んだ。
三人揃うのも久し振りなので珍しく鯨飲してしまった。

×月○日
二日酔いなど何年ぶりだろう。
何故かセレーネが僕を避けている。
ロランが言うにはセレーネが昨晩迎えに来てくれたそうだが、まるで記憶にない。
…酔っ払った勢いでなにかしてしまったのだろうか?

□月○日
やっとセレーネがクチを聞いてくれた。
なんでもあの夜は「百年の恋も冷める有り様」だったらしい。
お詫びにARチップとアマクサのデータ録りに付き合わされた・・・まさか自分のデッドコピーに頭を下げてお願いする日が来ようとは

□月□日
アリョーナ宅でカニンガムと三人でディナーを馳走になる。
この二人が揃うと仲が良いのか悪いのか阿吽の呼吸でよくしゃべって微笑ましい。
それにしても料理は相変わらず凝っている、ロランといい勝負するかもしれない。

□月×日
朝帰りすると、何故かセレーネの冷たい視線が出迎えた。
そのくせ朝食を用意してくれたからありがたく頂く。
…とりあえず『かゆ  うま』と書きそうになる現状をどうにかしたい。

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最終更新:2013年09月27日 21:33