700 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 18:50:10 ID:???
マリナ「ロラン先生ロラン先生」
ロラン「…なんですか、その、先生って」
マリナ「お料理のことなら先生にお伺いするのが一番ですから」
ロラン「まぁ…伊達に台所は預かってませんけど…お願いですから先生は止めてください」
マリナ「ええ~」
ロラン「ええ~って…お願いですから」
マリナ「…仕方がありませんね、判りました。 マスター・ロラン」
 ずでーん!
マリナ「だっ、大丈夫ですか、マスター!」
ロラン「いったたた… あの、ちなみに、マスターを止めてくださいって言ったら…」
マリナ「ロラン師匠?」
ロラン「…先生でお願いします」orz
マリナ「はいっ♪ ロラン先生!」

ロラン「あの、それで…何の御用ですか?」っ【蜂蜜たっぷりホットミルク】
マリナ「おいし♪ ―――はっ!
    え、えっとですね、『モチゴメ』というものを頂いたんですが、
    炊飯器で炊いてもなんだか美味しくないんです。
    譲ってくださった農家の方は、『最高級のモチゴメだ!』って仰ったんですけど…」
ロラン「ああ、もち米、ですね。
    普通のご飯にするお米は『うるち米』と言って、『もち米』とは種類が違うんですよ」
マリナ「まあ、そうだったんですか…」
ロラン「もち米はその名のとおり、お餅にするか、お赤飯みたいな『おこわ飯』にするか…」
マリナ「お餅ってお米で作るんですか!!?」
ロラン「…ご存知ありませんでしたか。 中東の方はそうかも知れませんねぇ…
    例年ならウチで『餅つき』をしてたんですが…
    今年はアムロ兄さんが入院したり、キラとウッソが行方不明になったり、
    スパロボZが出たりガンガンが出たり無双2が出たりして職人さんが忙しかったりで
    できませんでしたからねぇ…」
マリナ「スパ…??」
ロラン「気にしないでください」

702 名前:通常の名無しさんの3倍 :2008/12/29(月) 19:16:14 ID:???
700の続きー

シロー「話は聞いたぞロラン!」スパーン!
ロラン「シロー兄さん! お仕事は…」
シロー「グラハム警視正が、『おとめ座の予感』がするとかで、
    無理やりシフトを変えられて暇になった」
ロラン「あの人もたいがいフリーダムですね…」
シロー「それが警視正と言ってしまえばそれまでなんだが…
    とにかく、俺も手が空いたし、急なことだったから、
    サンダースたちも暇が出来てるだろう。
    やるぞ、ロラン!!」
ロラン「やる…って、何をですか?」
シロー「餅つきだよ、餅つき。
    マリナさんにも餅つきと言うものを知ってもらうべきだろう!」
ロラン「ええっ! 無理ですよ!
    もち米の用意がないですし、買ってきたとしても、もち米は一晩水につけてないと…」
ディアナ「こんなこともあろうかと♪」
ロラン「うわっ!!」
マリナ「ディアナさま?」
シロー「…なんだか、最近神出鬼没に磨きがかかってませんか」
ディアナ「うふふ、実は私、さるお方に弟子入りいたしまして」
ロラン「誰ですか、その『さるお方』って」
ディアナ「ひ・み・つ♪です。 なぜって、その方が楽しいですから!」
マリナ「えっと、それで、何が『こんなこと』なのでしょうか?」
ディアナ「大尉!」
ハリー「はっ。 こちらに、一晩水につけたもち米を用意しております」
ディアナ「ミストルトゥで収穫した最高級の『ひめのもち』です」
ロラン「うわぁ…」
シロー「すごい量ですね…」
ディアナ「さてロラン。 他に何か必要なものは?」
ロラン「えっと…臼と杵が地下倉庫のどこにあるか…」
ガロード「ディアナさーん!」
ジュドー「臼と杵、見つかったぜー!」
ロラン「イツノマニ… orz
    やれやれ、わかりました。 ここまでお膳立てが整っていては、しかたがありませんね」
アル「なになに?」
シュウト「あ、ディアナさま、マリナさん、こんにちはー」
シロー「よーし! それじゃあ、餅つきを始めるぞ!
    アル、シュウト、皆をあつめてくれ!
    ガロードとジュドーはロランの手伝いだ!」
兄弟たち「「「「了解!」」」」


おわり

時間が無くて中途半端をスマン。

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最終更新:2013年10月01日 21:09