224 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/04(日) 21:45:11 ID:???
シャア「カミーユ君。調子はどうだ?」
ナナイ「頑張っていますか?」
カミーユ「クワトロ大尉にナナイさん…はい。頑張ってます。
     空手部にマクドのバイト、MS設計のまね事…大変ですけど、楽しいです」
シャア「若い頃の苦労は買ってでもするべきだ。
    でなければ私のようになる…フフッ」
カミーユ「……?」
シャア「…君はまだ若い。我々と同じ過ちを繰り返させる訳にはいかないな…
    …カミーユ君は彼女はいるか?」
ナナイ「社長。あまり、プライベートな事は……」
カミーユ「別にいいですよ。昔はフォウって子が好きだったんですけど、今はファ一筋です」
シャア「確か幼なじみだったな?……なんたるエロg
ベキッ
シャア「じ、冗談だよ……その子を大切にするんだな。我々のようになってはいかん」
カミーユ「(我々…兄さんと…大尉と……ララァさん?」
シャア「アムロは自らの魂を解き放つのに七年かかった…それは地獄の日々だった……
    弟達の手前には出さなかっただろうがな…私も例外ではない」
カミーユ「兄さんが……(あんなに明るい兄さんが……?」
シャア「そのうち涙も枯れはてて…真っ赤な血が出るのだよ…
    真っ赤な血がな…悲しい、悲しいって言いながら…」
未だに捨て切れないララァへの妄執。
この人は今、この時もララァさんに対して心で泣いているのだろうな…
カミーユはそう感じ取った…感じ取らせてもらった気がした。
カミーユ「大尉……」
ナナイ「社長……」
シャア「おっと、湿っぽくなりすぎたな。とにかく……気をつける事だ。
    ……特に君のような若いニュータイプはな」
カミーユ「は、はい……肝に命じます」
シャア「まぁー…カミーユ君なら大丈夫だろう。なぁ?」
ナナイ「はい。劇場版が出ましたからね」
カミーユ「げ、劇……?」
シャア「何でもない……そうそう、設計ならアムロやマイ君に聞くと良い。
    νガンダムを設計したのはアムロだからな。マイ君も設計に携わる事が多々あるだろう」
カミーユ「はい。僕には尊敬に値する兄さん達がいますからね。聞かない手はありませんよ。
     何かこう……照れ臭いというか、悔しいというか…中々素直には聞けませんけど」
シャア「はっはっは。悩め、進め。成長せよ、少年」
カミーユ「では、バイトがありますので。ありがとうございました」

225 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/04(日) 21:45:16 ID:???
カリスト兄弟「「まったくだ」」

228 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/04(日) 22:07:37 ID:???
225
シーブック「誰だっけ?ネットワークニュースで見たような」
トビア「さあ?最近運送業の仕事が忙しかったんで見てませんでしたね」
ウモン「聞いてくれ、わしは元ボーカリストで」
ヨナ「はいはいおじいちゃん、さっきご飯食べたでしょ」
ウモン「なんというぞんざいな扱い!最近の若いのは(ry」
カロッゾ「まったく、娘といい孫といい度し難いものだな」
ヨナ「私孫みたいな年齢差というだけですよ…ってキャー!!首がないわこの人」
カロッゾ「心配するな、ちょっとした拍子で外れただけだ」
シーブック「そうやって人驚かすのやめた方がいいですよ、ブロッケン伯爵とかデュラハンじゃないんですから」
カロッゾ「ブロッケン伯爵といえばホレ、何だっけ因縁のある…」
ウモン「ラーメンマンか?」
カロッゾ「違う、それではなくて」
シーブック「ジュニアですか?」
ヨナ「ジェイド?」
カロッゾ「エーイどれも違う!私が言いたいのはその…アレだ!」
シーブック「アレって言われても」
影のカリスト「そこで何故あしゅら男爵の名前が出ないのだこの愚民ども!!」
トビア「あ、来た」
ウモン「遠いところご苦労だったのう、あしゅら男爵」
カロッゾ「私のパンでも買っていけば良かろうあしゅら男爵」

231 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/04(日) 22:44:31 ID:???
228
光のカリ「う、うまい!!何ということだ、兄の心は張り裂けんばかりだ・・・」
影のカリ「大げさだよ兄さん、でも美味いな(もぐもぐ)」
カロッゾ「ハハハ、美味かろう、さてトビア君や、君も働いてばかりいないで
     たまにはおじさんとおばさんに親孝行でもしたまえ、これは餞別だ、持っていくがいい」
 トビア「え?いいんですか?でも確かに最近会って無いや、正月も仕事仲間と過ごしちゃったし」
カロッゾ「私が言うのもなんだが家族は仲良くな。」

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最終更新:2013年10月03日 19:28