キラ「ノリスさんって怖かったよね~」
シン「よく空き地で草野球してると怒られたな~」
ガロード「『ここはお前たちの空き地ではない!』ってものすごい顔で怒られたな~」
ジュドー「いーじゃん別に!ほんっと典型的な近所のカミナリオヤジだよな」
キラ「(まあ、僕はその時からポケモンやってて外に出なかったからあんま記憶にないんだけどね)」
シン「(あんたはいったいいつまでそんな生活送る気だ)」
ウッソ「でも、割といい人でしたよ」
ガロード「ウッソだぁ」
ウッソ「はい?」
ジュドー「あ、いや、『嘘だ』ね、キラ兄ちゃん何ビビってんの?」
ガロード「俺あの人に叱られた事しかないんだけど」
ウッソ「僕もはじめはそうでした。だけどある日迷子になってサハリン家の周りを
うろついて、まだちいさかったから不安になって泣いたんです。そしたら
ノリス「あの悪ガキどもの弟か」
ウッソ「ふぇ~~ん」
ノリス「しっかり立て!貴様それでも男か!」
ウッソ「ぶぇ~~ん、ロランおにぃちゃ~ん」
ノリス「フン……(ウッソを抱っこする)さぁ、おじちゃんとおまわりさんのところにいこう。
だから泣きやめ。男はめったなことで泣いちゃいかんのだ。情けないぞ。」
ウッソ「ひっひくっひ…」
ノリス「まったく……だが、時には泣いてもよかろう…」
ウッソ「…………おぢちゃんは、いい人なの?」
ノリス「ふははははは、さすがにいい人には見えんかw」
ウッソ「え、そ、そうゆういみじゃ」
ノリス「ははは、かまわんさ。だがな、こんな俺も昔お前のような子供を育ててな
その子供が今は大きくなってしまった今では、お前のような子供を見捨てておけんのでな……」
とまぁ、こんな感じで交番まで送ってもらったんですよ」
ガロード「じ~ん、いい話だ(感動泣き)」
ジュドー「そういえばあそこら辺って、よく不良とかがうろちょろしてたな~
あのおっさんもいい人だったんだな~(感動泣き)」
シン「っぐ、っぐ、俺は、俺はそんなことも知らないで(感動泣き)……
って、キラ兄さん!いつまで『オヤシロサマコワイ』してるんだ!!」
キラ「う、う、ウッディぃぃぃぃいいい(マチルダの夫のほう)!!!!」
シン「はぁ?」
ジュドー「あ、そういやさ、昔よく商店街でウッディさんにあったじゃん」
ガロード「ああ、なつかし~な~」
ウッソ「いい人でしたよね……」
こうして兄弟の昔話は話題が広がっていくのであった
ノリスの中の人の冥福を祈り。
最終更新:2013年10月04日 20:35