872 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/13(火) 02:06:14 ID:???
キャプテン「……」
シュウト「……」
アムロ「……(ズズッ)」
キャプテン「…終わりましたね」
シュウト「お兄ちゃん、今ちょっと泣いてたでしょ。鼻すするふりして」
アムロ「良いじゃないか、気持ちを出すのはおかしいことじゃない。それに元々泣かせるように作ってある話なんだぞ」
シュウト「最後にお父さんが死ぬ話だからね。でもお父さんの本当の話とホラ話がごっちゃで、ちょっとわかりにくかったよ」
キャプテン「近い人間を亡くすという実体験は私にはないが、いつもいる顔が永遠に見られなくなるというのが悲しい、寂しいというのはわかる。
私の中のソウルドライブが教えてくれるのだと思う」
シュウト「あのお父さんが大物を釣った!大物を釣った!ってホラをいつも言ってるけど、大物って息子が生まれたことを言ってるのかなあ」
アムロ「そうだよ。魚釣りに例えたのは変だけど、それでも大物だ大物だって言えたんだから、あの父親はきっと幸福だったんだ」
キャプテン「なるほど、それであのタイトルになるんだな」
アムロ「あの息子に近い立場になると身につまされるよ」
キャプテン「マスターも子供が出来たら、大物が釣れたって大喜びしますよ」
アムロ「でも自分が去り行く順番が近づいてきたことも考えてしまうね」
キャプテン「現代の医学とマスターの健康状態を元に計算すると、4・50年は先です。…まあ子供を作る前にやることがいろいろあるのでは?」
アムロ「まあ、そうだねw」
キャプテン「ところでマスター、何故私と映画を見ようと?」
アムロ「こういう映画でどういう反応を見せるか知りたかったのさ。僕は君のAIとボディを作ったけど、ソウルドライブについては謎だらけだからね」
シュウト(でもホントは
802のキャプテンも気にしたんだよね、お兄ちゃん)
873 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/13(火) 02:55:03 ID:???
872
エエはなしや…グスッ
アムロ「あ! キャプテン、映画の映像と音声はちゃんと削除しておくんだぞ」
キャプテン「了解していますマスター。 海賊版を作るつもりはありません」
アムロ「よし」
シュウト「だからモビルシチズンは映画館に入れないんだね…」
アムロ「そういうことだ。 さて」ポム
ハロ(ビクッ!)
アムロ「お前は少し、メモリーを検めようか」
ハロ「(ニンムシッパイ…ニンムシッパイ…)」
最終更新:2013年10月05日 19:02