シャア「しかし…ローラ……ロラン君を初めて見た時に覚えた感情は未だに忘れてはいないよ」
アムロ「それを俺の前で言うか」
シャア「義兄となるかもしれない人物に思いを打ち明けるのは普通だろう?」
アムロ「色々と突っ込みたいが、我慢してやる。それで?」
シャア「ララァのように母親として私を包んで、導いてくれるような気がしたのさ。面影があったな」
アムロ「まぁ、兄の俺が言うのも何だけどロランはそう言う所があるな」
シャア「ハマーンやクェスもニュータイプだが、人を導くタイプではない。
    ナナイは良くしてくれるが、支えるタイプだ。ララァとは違う…」
アムロ「ようするに、未だに迷っているから導いて欲しいんだろ?」
シャア「まぁ、な。今なら…マリナさんが近い、な」
アムロ「あの人は…」
シャア「分かってるさ。私とて不粋な事をするつもりはない」
アムロ「と、言う事で結論は?」
シャア「ロラン君はあくまで紳士的に狙わせてもらおう。北風と太陽だよ」
アムロ「紳士的だろうが、何だろうがお前にはやらん!」
シャア「貴様の、ものではあるまいっ!」
アムロ「えぇぃ!とにかく、お前はダメだ!」
シャア「エゴだな、それは!」
ロラン「だから僕を置いて話をしないで下さいよ!」

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最終更新:2013年10月06日 13:33