261 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/19(月) 15:03:46 ID:???
シャア「まぁ、あれだ。
ロラン君と結婚する人は幸せだな」
ロラン「そう……ですか?」
シャア「家事を完璧にこなし、家を守る…まさに理想的な嫁だ」
ロラン「そんな…僕は僕のやるべきことをやっているだけで……///」
シャア「やるべきことをやる。一番簡単なようで難しい事だ」
ロラン「シャアさん……ありがとうございます」
シャア「だからだ、ローラ…」
ロラン「僕、将来ディアナ様のお婿さんになって、あの方を支えてさしあげるのが夢なんです。
不安でしたけど…シャアさんのおかげで、出来そうな気がしてきました!」
シャア「あ……あぁ……」
ロラン「ありがとうございますっ(ニコニコ」
シャア「お礼を言われるほどの事ではない……頑張れ、少年」
ロラン「はいっ」
シャア「(言いそびれたな…私の元に来てくれ、と……」
262 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/19(月) 15:28:42 ID:???
アムロ「シャア、今ロランの事を「理想的な嫁」と言ったのか?まさかお前……」
シャア「(感づかれたか?)いや、言葉の綾だ」
ロラン「(後ずさりながら)シャアさん………?」
シャア「いや、違うのだロラン。話を聞いて………」
アムロ「ロラン、シャアから離れた方がいい。シャアはお前を狙ってるかも知れん」
ロラン「は、はい(と怯えた顔をして去っていく)」
シャア「まて、誤解だ………、行ってしまったか。アムロ、困ったことをしてくれたな」
アムロ「兄として当然のことをしただけだ。それよりもシャア、本気でロランのことを?」
シャア「そんな訳なかろう!」
アムロ「怪しいな。だが、今はお前の言うことを信じておこう。ただし、ロランが落ち着くまでは
ロランには近づかないでもらうぞ(一方的に言い去っていく)」
シャア「待て、アムロ。……行ってしまったか。私としたことが、不注意なことを言ってしまったな。しかし、諦めんぞ」
266 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/01/19(月) 15:44:14 ID:???
後日
シャア「理想的、というのは一般的に理想なのでであってだな…まぁ、私にとっても理想的だが…
それに、あくまで『来てくれ』だから嫁にする訳ではないのだよ!」
アムロ「同じようなものだろ、バカ」
シャア「執事。いるだろう?」
アムロ「ギャリソンさんみたいなか」
シャア「ギャリソン…あぁ、ブライトの所のか。ああいう感じだよ…メイドの男版だ」
アムロ「要は家事手伝い、だな」
シャア「平たく言うとそうなるな」
アムロ「しかしな…メイドは御主人様と…」
シャア「そこまでだ。余りキラ君とウッソ君のエロゲに嵌まらないようにな?」
アムロ「すまん……とにかく、グエン卿のような感情ではないんだな?」
シャア「当たり前だ。ナナイやハマーンがいるのを見ても分かるだろう?」
ララァ『両刀使いは一番タチが悪いわね…うふふ』
ピキィィィィィィィン!
シャア「ララァ!戯れ言を言うなっ!!」
アムロ「……まぁ、信じてやる。ただし……」
シャア「分かっている。暫くは近付かんよ」
アムロ「ま、まぁ…俺からも言っておいてやるから…暫くは近づかないであげてくれ」
シャア「承知した……まぁ『ローラ』を見る度にドキドキするのも事実だがな……」
アムロ「………(本当に信じていいのか?」
ララァ『世の中には女の子より綺麗な男の子もいるのよ……ふふっ』
最終更新:2013年10月07日 19:35