251 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/03(金) 02:16:36 ID:???
ロラン「ん?あれは……刹那とマリナさん?」
マリナ「あら、随分溜まっているみたいね。しんどそうだけど大丈夫?」
刹那「ん……大丈夫だ…」
マリナ「無理しないでこっちにいらっしゃい。私が処理してあげるから」
刹那「俺は一人前の男だ。自分でする」
マリナ「いいから意地を張らないの」
刹那「……マリナ、ありがとう」
マリナ「ふふ、ティッシュは充分あるかしら?うん、あるわね……」

ロラン「……なんて事があったんですよ!!」
アムロ「赤飯炊け!シャアやギンガナムさんも呼んでこい!」
シロー「マイにも早く帰るよう連絡します!」
ガラッ
刹那「ただいま」
ザワッ
アムロ「せ……刹那、どうだった?」
刹那「?兄さん、何の事だ?」
シロー「トボけちゃって、こいつ!マリナさんだよ、マリナさん」
刹那「何故兄さん達がそれを知っている!?」
ロラン「ごめんなさい。ちょっと立ち聞きしちゃって……」
刹那「……思いっきり顔に掛けてしまった」
ザワ…ザワ……
アムロ「ず、随分マニアックだな……」
シロー「どこで知ったんですかね……で、気持ち良かったか?」
ロラン「兄さん達!これ以上は野暮ですよっ!」
刹那「とてもスッキリした」
ロラン「刹那っ!そんな事言っちゃダメっ」
刹那「?鼻をかむのが悪い事なのか?」
アムロ「…………何だと?」
刹那「花粉症に効くという薬草も貰った。マリナはガンダムだ
シロー「OK、お前はマリナさんに何をしてもらったんだい?」
刹那「鼻をチーンと。自分でやると言ったのだが、かませてもらった。
   勢いが強すぎて、鼻水を掛けてしまって済まなかったと思っている」
ロラン「……はは、あはは……」
アムロ「…………」
シロー「…………」
刹那「これから薬を飲むつもりだ。兄さん、ちょっとどいてくれないか」
アムロ「あ、あぁ……」
カツカツカツカツ
アムロ「……ロラン」
ロラン「ビクッ……ご、ごめんなさぁーーい!!」

252 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/03(金) 03:40:41 ID:???
グエン「私のローラはそんなことを考える子ではなぁぁぁぁい!!」

253 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/03(金) 03:42:02 ID:???
251
アムロ「まったく!ロランも耳年増になったもんだ」
シャア「フフフ……お悩みのようだな、アムロ」
アムロ「ちィ!シャアか」
シャア「ロランがこうなった責任、それは貴様にあるんだ」
アムロ「何!?」
シャア「いいか、アムロ。
     貴様は自分が結婚しないのを棚に上げて、
     弟の恋愛沙汰にばかり首を突っ込んでいるではないか
     そんな兄を見て、まずは周りが身を固めねばと
     貴様以上に焦っているのだよ、ロラン君は」
アムロ「そうだったのか……
     だが、一つ気がかりな事がある
     以前のロランなら、あの会話で下世話な事に結びつかないはずだ」
シャア「ほう、良い事に気がついたな、アムロ
     それはだな、最近ロラン君はある俗っぽい昼メロにハマっているのだ」
アムロ「な、何だと!?タイトルを言え!PTAを嗾けてやる」
シャア「『ガンダムゼーt
アムロ「あー!分かった、もういい」
シャア「だが見てみろこのドラマを見ているロラン君を……
     すごい艶っぽい顔で見ているぞ」
アムロ「貴様!また盗撮を!
     そう言えば貴様の話したその情報、一体どこから」
シャア「フ……」
赤いザコ「情報とは二手三手先まで集めるものだ、ザコ!」
アムロ「雑魚って言われているみたいで腹が立つな
     しかし、盗撮しているのであれば、仕方が無い……壊す!」
シャア「やめろ!私の自慢のザコを壊すな!」
アムロ「これのどこが自慢なんだ!」
シャア「私の愛する番組『ザコザコアワー』にゲスト出演した事があるすごいザコだ」
アムロ「そんな子供向け番組を見るな!シャア!」

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最終更新:2013年11月05日 21:36