662 名前:魔法の中尉ブラスター・マリィ『決戦』1/3 :2009/04/29(水) 09:11:55 ID:???
マトンA「よいしょ、よいしょ」ガラガラ…
マトンB「大丈夫ですかー」
マトンC「みんなー、こっち手伝ってー!」
マトンD「おー!」
マトンE「要救助者、確保ー」
 きゃいきゃい

ザコA「ええい! 新参者に出番を奪われるわけにはいかないザコ!」
ザコB「我々がただのマスコットでないことを証明するザコ!」
ザコs「「「「おおーーー!」」」」
 ザッコザッコザッコザッコ……


テロリスト2『い、一号機…』
テロリスト1『怯むなと言った! ティエレンとてすでに時代遅れの旧型!』
テロリスト3『しかし…』
テロリスト1『くどい! このアヘッドは最新鋭! しかも赤い塗装で3倍だぞ!』
マリィ「…アヘッドは元々赤いけど」ボソッ
マリ『………』
テロリスト2『………』
テロリスト1『ぐ、ぐぅ… だ、だが! 最新鋭のアヘッドに!
       さらにマグネットコーティングを施したこのカスタム・アヘッド!
       見よ! この華麗なるステップを!』
 タカタカッカタカタカッカタカカカカカカカカカッ!
マリ『くっ… や、やるわね…』
テロリスト3『さ、さすがじゃぁ、兄者!』
マリナ『わー、すごいすごい~♪』パチパチ
マリィ「……空を飛べるアヘッドに、華麗なステップは必要ないんじゃないかしら」
マリ『………』
テロリスト1『………』
テロリスト2『………』
テロリスト3『………』
マリナ『で、でもでも、さっきのタップはとってもお上手だったと思うの』←トドメ
テロリスト1『ぐはあっ!』
テロリスト2『一号機!』
テロリスト3『兄者あああ!!』
マリ『………』
マリィ『………帰ってもいいでしょうか?』
マリナ『えっと、タイムは3回まで?』


663 名前:魔法の中尉ブラスター・マリィ『決戦』2/3 :2009/04/29(水) 09:13:00 ID:???
テロリスト1『お、おのれ、なんと恐ろしい攻撃を…』
テロリスト2『おお、一号機!』
テロリスト3『ファイトじゃ、兄者~!』
テロリスト1『だが! 武蔵嵐山の赤い三巨星と呼ばれた我等!』
マリィ『混ざってる混ざってる』
テロリスト1『これしきで鋼の革命魂を折れると思うな!』
マリ『折れかけてたじゃん』
テロリスト1『ぐはっ!』
マリィ『なかなか言いますね、大尉』
マリ『ふっ、ツッコミを新人に取られてばかりじゃ立場がないからね』

テロリスト1『ええい、ああ言えばこう言う…』
テロリスト2『一号機、口では女に勝てんぞ』
マリ『うわ、だから暴力で言うこと聞かすって? さいてー』
マリナ『乱暴はめっ!です』
テロリスト1『やかましい! 二号機! 三号機! ジェットストリーム・アタックだ!』
テロリスト2『応!』
テロリスト3『我等の特訓の成果を見よ!』
 魔法の軍人さん(一名軍属)たちから距離をとるアヘッドたち。
テロリスト1『行くぞ!』
テロリスト2『必殺の!』
テロリスト3『ジェットストリーム・アt』
マリィ『伸びて』ボソッ


 ずがん!


マリナ『………おだんご?』
マリ『っていうか、メザシ?』
マリィ『どっちにしても、食中り確実そうですが…
    ともあれ、大尉。 お願いします』
マリ『おっけー。 まっかせっなさーい♪』
 ブンブンと、魔法の布団たたきを振り回す1日ザク。

テロリストs『『『ご、ごめんなさーーーーーい!』』』
 晴れ渡った夕陽の空に、むくつけきテロリストたちの悲鳴が響き渡った。
 合掌。


664 名前:魔法の中尉ブラスター・マリィ『決戦』3/3 :2009/04/29(水) 09:14:25 ID:???
マリナ『エクシアデュナメスキュリオスヴァーチェ、
    マジカル☆パワーで、綺麗になーれー♪』エイッ!
 しゃらんら~~~~~~………
マリィ「ま、町が…破壊された建物が…」
マリ『私たちの力の中で、これが一番魔法らしいわよねぇ…』
マリナ『隊長! お片付け、終わりましたー』ビシッ!
マリ『ご苦労様。 とはいえ、細かいところのお掃除と、
   お洗濯は自分の手でやんないといけないのよねぇ…』
 メリハリの効いたダイナマイトボディと、目鼻立ちのくっきりした派手めの顔立ち。
 まず絶世といっていい美女ぶりだが…言動が妙に所帯じみている。
マリィ「(実は兼業主婦?)」
マリ『それじゃ、今日のところは解散! 皆、寄り道しないで帰るのよ?』
マリナ『はーーい♪』
マリィ「あ、はい。 了解です、大尉殿」ピッ


アッガイタソ「うきゅ!」∋[ 次の日 ]


マリコ「こんにちはーー!」
セルゲイ「おや、マリコ君、いらっしゃい。 …なんだかずいぶんご機嫌だね」
マリコ「えへへ~、判ります?」
バン「あのねあのね!」
ダイ「今日ね、パパが帰ってくるんだ!」
セルゲイ「ほおぅ、スターマイン大尉が帰ってくるのか…
     それでは、サービスせんといかんな。
     今日はすき焼き用の良いのが入ってるがどうするね?」
バン「わーい!」
ダイ「すき焼きー!」
マリコ「もう! そんなに喜ばない! 恥ずかしいんだから…
    じゃあ、せっかくだからそれ、800g頂きます」
セルゲイ「毎度どうも。 ピーリス君!」
ソーマ「はっ、お呼びでしょうか?」
セルゲイ「例のすき焼き用、800gを頼むよ」
ソーマ「了解しました。 少々お待ちください」

マリナ「コーロッケーくっださっいなーー♪」
シーリン「うれしそうに百円玉握り締めて…あんたは小学生かってーの」


赤い彗星のひと「はっはっはっ、仲良きことは、美しきかな」
完全善大将軍「うむ、平和が一番」ポン!



おわり。



オルバ「僕たちの出番は?」
シャギア「すまぬオルバよ… 第二話の次回予告に割り込むだけで精一杯だった…」ガクッ!
オルバ「兄さん! 兄さーーん!」

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最終更新:2013年11月23日 20:29