ラクスが3日位宇宙での撮影に行っている為、キラが暇を持て余し、散歩していると、又フレイに出会う。
フレイ「あら、キラ。」
キラ「フ…フレイ。」(おかしい…いつもの圧迫感が無い…。)
フレイ「ちょっと聞いて欲しい事があるの。断らないわよね?」
キラ「あ…うん……手短にすむなら…。」
フレイ「ありがとう…ちょっとこっちに来て。」
キラ「うん…。」(いつもと違う…。でも、それならそれでいい…。)
フレイ「今まで、辛く当たっちゃってごめんなさい…。」
キラ「え…?いいよ…気にしないで…。」
フレイ「これはお詫びよ…。」(カズィ、しっかり撮りなさいよ。)
フレイはキスを仕掛けるが、今までのような貪る物ではなく、何故か心地よい。キラもついつい目をつぶってしまう。
キラ(なんか…気持ちいい…。)
カズィ「これでいいんだね…。」
3日後…。
ラクスが早めに学校に来ると、机にカズィが撮ったキスシーンの写真が置いてあった。
ラクス「あら…これは…まぁ!!又フレイ様の嫌がらせですの?」
そして、フレイも早めに学校に来る。
フレイ「あら、ラクス。いつも早いわねぇ…。」
ラクス「フレイ様、これはどういうことですの?」
フレイ「見たまんまよ。可愛かったわ。私の魅力に引き込まれるキラは…。」
(キラとラクスの仲を破綻させてやるわ。そしてキラに貢がせるのよ。)
ラクス「嘘は止めてください!!キラ様はそんなお人ではありませんわ。」
それをわきで見ているアスラン
アスラン「…キラ…あいつは女に騙され易いからなぁ…。」
そして、キラが登校してくる…。
キラ「このピリピリした空気は…?」
ラクス「キラ…これは一体どういうことですの?」
キラ(ラクスの声に妙な迫力が…ってこの写真は!!)
フレイ「キラ…教えてやりなさいよ。そこの電波アイドルに。私達の仲が復活したって。」
キラ(フレイは確かにあの日から妙に優しいからフレイでもいいけど、ラクスを振ると命が飛びそう…。
しかもこの異常なプレッシャー…。怖すぎる…。)
キラがいきなり倒れた。理由は言うまでも無い。心労である。
アスラン、フレイ、ラクスが同時に声をあげる。「キラ!!」
ラクス「フレイ様が馬鹿なことを言うからですわ。」
フレイ「あら…どうせ、あなたの父親怖さに何もいえなくなっちゃって倒れちゃっただけじゃないの?」
フレイはキラを抱こうとする。それを止めようとするラクス。フレイとラクスの取っ組み合いが始まる。
その場面をしっかり録画しているカズィ。
カズィ「このスキャンダルは高く売れるぞ。カイさんには特に。」
アスラン(あれは…。トリィ(改)、頼む。)
いきなりアスランの肩にいたトリィがカズィのビデオカメラを破壊する。
取っ組み合いの付近で倒れつつあるキラを抱え、保健室に運ぶ。
アスラン「女の闘い…か。」
以降、フレイに傾くと黒服の男に付きまとわれ、ラクスに傾くと
激化したフレイの嫌がらせを受ける。キラにとっては悪夢としかいいようが無い
日が始まる。専らラクスに傾きつつはあるが、デートがより難しくなった。
最終更新:2017年06月15日 21:27