19 名前:乙女だらけの海水浴1/5 :2009/06/18(木) 10:59:44 ID:???
照りつける太陽、青い海、焼ける砂浜。
今日はシーマ様の保養地で乙女達?だけの海水浴。

プル「夏だー!」
ネーナ「海だー!」
ルイス「貸切ビーチだー!」
プルツー「ちょっと姉さん達!そんなに走ったら危ないって!」
シーマ「ふふ…相変わらず賑やかな奴らだ」
ハマーン「全く、もう少しお淑やかに出来んのか」
クリス「まあまあ、元気があっていいじゃないですか」

ティファ「透き通った海…」
フェルト「真っ白な砂…」
ソーマ「ああ…ほんとに綺麗だな」
シーマ「とは言えこっちは落ち着きすぎだねぇ」
ハマーン「うむ、お前達はもう少しはしゃいだ方が…」
クリス「さ~て!私達も行きましょうか」


プル(じぃ~~~~~……)
プルツー(じぃぃ~~~……)
フェルト「え…なに…?」
プル「やっぱフェルトは胸でっかいよね」
プルツー「うんうん」
ネーナ「ほんと14歳とは思えないね」
ティファ「羨ましい…」
ルイス「まあまあ、ティファちゃんもそのうち大きくなるってば」

タッタッタッ

プル(じぃ~~~…)
プルツー(じぃぃぃ~~…)
ソーマ「く…なんだ…何が言いたい」
プル・プルツー「…ふっ」
ソーマ「(プチッ)ちょ…こら!なんだそれは!」
プル「わ~超兵が怒った~!逃げるよプルツー!」
プルツー「わわわ!ちょっと待ってよ姉さん!」


ハマーン「お~い、お前達、あまり沖へは行くなよ~!」
プル「ほらほら!ハマーンも泳ごうよ~!」
ハマーン「こ、こら引っ張るな!」ザバーン

シーマ「クリス、お前は行かなくていいのかい?」
クリス「いやぁ…今日は私も元気な姿を眺めながらのんびりお酒でも飲んでいたい気分なんです」
シーマ「ふふ~~ん?さてはバーニィと何かあったね?」ニヤニヤ
クリス「ええっ!?い、いや…そう言うわけじゃなくてその…
    な…何もなさすぎてダメなんです!あの意気地なしは…もう!」
シーマ「まあまあ、それもあの坊やの良いとこじゃぁないか…ほれ」っビール
クリス「あ、ありがとうございます」ゴクゴクゴクゴクゴク
シーマ「うん…いい飲みっぷりだ。まあ今度アルも連れて3人で来るといいさね。
    いつでも貸してやるよ。家族旅行みたいになっちまうけどねぇ…ふふふ」
クリス「か、家族だなんて…そ…それはその…///」

20 名前:乙女だらけの海水浴2/5 :2009/06/18(木) 11:01:06 ID:???
ルイス「あ…いいの見っけ。ティファちゃーん!ちょっとそのサメの浮き輪貸してくれな~い?」
ティファ「いいですよ…どうぞ。でも何に使うんですか?」
ルイス「いいからいいから、ありがとう♪」



バシャバシャバシャバシャ
ルイス「きゃーーっ!サメに左手かじられたーーっ!」

ソーマ「なっ!?」
ハマーン「お、おい…お前手が……!大丈夫かっ!」
ルイス「なんちゃって~もともと義手でした!あはは♪」かぽっ
ハマーン「…………よし、あいつを沈めるぞ。手伝え」
ソーマ「…了解」
ルイス「ちょ…!やめて…!空気抜かないで……あぁぁ」ブクブクブク
ハマーン「ふふん、思い知ったか」

~1分後~

ハマーン「浮き上がってこないな…」
ソーマ「ですね…」
ハマーン「まさか…」
ネーナ「ど~したの~?」
ソーマ「大変だ!ルイスが溺れた!」
ハマーン「ええい、世話の焼ける奴だ!」ザブン
ソーマ「全くです!」ザブン
ネーナ「ほんと何やってんだか…みんなも行こ~!」ザブン

ハマーン(お…いたいた。大丈夫か…って、んん?)
ルイス(ふふふふ~今日の義手は酸素ボンベ付きなんですよ)シュコー
ハマーン(こ…このガキ……お前はイタズラっ子か…よ~しみんな引きずり上げろ。逃がすなよぉ)
全員*1


ルイス「わ~~っ!やめて~~っ!ごめ~~ん!」
ハマーン「え~い、ジタバタするな。プルとプルツーは両足押さえろ!」
プル・プルツー「あいさ~!」
ハマーン「ティファとフェルトは両腕!」
ティファ・フェルト「はいっ!」
ハマーン「ソーマとネーナは私と一緒に砂を盛るぞ!」
ソーマ・ネーナ「了解!」


プル「よ~し、これをマウントキリマンジャロと名付けよ~」
ルイス「あ…あづい~…重い~…助けて~…」
ハマーン「ふぅ、そこでしばらく砂浴でもしてろ」

21 名前:乙女だらけの海水浴3/5 :2009/06/18(木) 11:02:28 ID:???
チョイチョイ
プルツー(おい姉さん、これこれ)っビーチボール
プル(あ…ニヤリ)「お~い、ハマーン~!」ブンッ
ハマーン「ん?なんだ……ぶっ」バチン
プル「やった~!我敵艦に命中せり~!」
ハマーン「ふ…ふふふ…面白いじゃないか…この私に海で挑むとは」
ネーナ「はい、ハマーンさんボールどうぞ」
ハマーン「お…すまんな。よし、お前も手伝え。あいつらまとめて海の藻屑にしてやるぞ」
ネーナ「は~い任せてぇ!」
プル「あ~っ!ズルい!それじゃソーマ達こっちね!」
ソーマ「ちょ、ちょっと待て」
ティファ「え、私達も…?」
フェルト「あの…心の準備が…」
プルツー「ほらほら、ぼーっとしてたらあの二人容赦ないぞ。浮き輪にのって海へ逃げろ~」

シーマ「ふふふ…何だかんだでハマーンも楽しんでるみたいだねぇ」ゴクゴク
クリス「ああ見えて意外と若いですしね。職業柄色々とストレスも溜まってるんじゃないですか」ゴクゴク

ネーナ「ティファちゃんごめんねぇ~!」ブン!
ティファ「きゃっ」バシャン
プル「ああっ!ティファが墜とされた!」
プルツー「今日はガロードがいないからな…盾が無くては…」
ソーマ「うむ、彼がいれば体張って全弾止めてる姿が目に浮かぶな」
ネーナ「ついでにフェルトもいっくよ~!」ブン!
フェルト「はうっ」ドボン
プル「あ~フェルトまで!」
プルツー「う~ん、二人とも戦いには向いてないからなぁ」
ソーマ「ロックオンさんもいないし仕方ないな」
ハマーン「ふふふ、人の心配してるとは随分と余裕だな。チェックメイトだぞ、お前達」
プル「うわわわ!ちょ、ちょっとタンマ!一時休戦しない?ってゆうかお腹減った~」
プルツー「さ、さんせーい!」
ハマーン「ああ…もうこんな時間か。仕方ない、一旦上がるぞ」


シーマ「ん?ああ、お昼かい。クリスが作ってくれた弁当がそこに入ってるよ。好きなの食べな」
クリス「ふふん♪ちゃんと味わって食べなさいよ~」
ハマーン「そっちはほとんど宴会になってるな」
シーマ「クリスの惚気話に付き合ってたら酒も進むってもんさ」
クリス「ちょ…ちょっとシーマさん!」
ハマーン「相変わらずお熱いことで…」
ティファ「美味しそう…おにぎりもらいますね」
ソーマ「私はサンドイッチだな」
フェルト「玉子焼き玉子焼き♪」
プル「パフェがない!?」
プルツー「姉さんさすがにそれは…」
ネーナ「あ、そう言えばルイス…」
ハマーン「ん…?さっき砂で埋めて…」
フェルト「確か…」
ティファ「そのまま?」
クリス「え?」
全員「「「「「あーっ!!」」」」」
シーマ「全くお前達は…ほら、早く連れて来てやりな」

22 名前:乙女だらけの海水浴4/5 :2009/06/18(木) 11:04:05 ID:???
ルイス「…えへへ…沙慈…宇宙で待ってて…私もすぐに…ぁははは…」
ソーマ「うわっ…何か幻見てるぞ」
ティファ「大丈夫ですか…?」
プルツー「沙慈さん宇宙には行ってないぞー」
フェルト「はい、お水です!」
プル「でも元気そうでよかったね」ツンツン
ネーナ「いや、つついてないで砂どかしてあげようよ」
ハマーン「ほれ、しっかりしろ。今助けてやるから」




ハマーン「いや~その…色々あって楽しい海水浴だな…ははは…」
ルイス「ええ本当に…まさか海まで来てお花畑が見れるとは思いませんでしたよ…フフ…フフフフフ…」モグモグ
ハマーン「すまんすまん。そういじけるな…金目になってるぞ。ほら、これも食べていいから」
ルイス「えぇっ…これは!?ソロモンの銘菓『星の屑』ではないですか!
    あぁ…この消えてなくなるような口溶けがたまらない…」
ソーマ「お菓子一つであっという間に丸め込まれたな」
ティファ「あれだけ食べられたら大丈夫ですね」


プル「んじゃハマーン、食べ終わったしさっきの続きやろっか」
ハマーン「ほぅ…まだ懲りてなかったか。覚悟は出来たのか?」
プル「ふふふ、覚悟するのはハマーンの方だよ」
ハマーン「なに…?」
プルツー「いけーネーナ!GN水鉄砲発射!」
ハマーン「うわっぷ!貴様…裏切ったのか!?」
ネーナ「あっははは!あたしは故あらば寝返るのさ!」

シーマ「ほぅ…言うねぇ…でもまだまだ目ぢからが足りてないね、あの娘は」ゴクゴク
クリス「そりゃシーマさんと比べたらほとんどの人が目ぢから足りませんよ」ゴクゴク
シーマ「…どう言う意味さね?」
クリス「そ、その目ですよ。その目」

ハマーン「ふん、丁度いい。ぬるい相手ばかりで物足りなかったところだ。まとめてかかって来い」
ネーナ「行くよ~!ルイスの弔い合戦だ~!」
ルイス「いやいや、ちゃんとまだ生きてるってば。ってゆうかあんた達も共犯じゃないのよ」
ネーナ「まあまあ、細かいことはいいじゃない♪」
プル「よーし撃てー!ありったけのボールを投げろー!」ブンブンブン
ハマーン「そんなヘナチョコ玉が当たるか!」ヒョイヒョイヒョイ
ソーマ「くっ…さすがはニュータイプ」
ネーナ「これならどうだ~!たぁーーっ!」
ソーマ「あ…あの技は!?」
プルツー「なに、知っているのかソーマ?」
ソーマ「浮き輪の弾力を使い、宙高く跳びあがって真上から相手を狙う技…メメントモリだ!」
ティファ「あ…ネーナさんダメ…!」
フェルト「それボールじゃなくて私のハロです!」
ネーナ「え?ちょ、ちょっと何でこんなとこに浮いてんのよぉぉぉ」
ハマーン「ば、バカ!こっちに落ちてくるなぁぁ」

ゴチーーーーン!

プルツー「いやあれは…自身をコロニーに見立てて相討ち覚悟で敵に突っ込む…奥義アイランド・イフィッシュだ!」
ソーマ「むぅ…あそこからあの技に変化させるとは…中々の運動神経と言いたい」
プル「二人ともマンガ読みすぎだって。あれ絶対ただの事故だよ」
ルイス「ちょっと~そんな事より二人とも気絶してるよ!運ぶの手伝って~!」

23 名前:乙女だらけの海水浴5/5 :2009/06/18(木) 11:05:11 ID:???
ハマーン「ぅ…ん…いたたたた…」
ネーナ「あっ!やっと起きたー!よかったぁー!」
ハマーン「な、なんだ?おいおい…そんなにくっつくな…で、ここは…?」
クリス「リリーマルレーンの中ですよ。帰る途中です」
ハマーン「そうか…確かこいつとぶつかって…ったく、この石頭め」
ネーナ「いや~あれはほんと…ごめんなさい…!」
ハマーン「あ、ああ、いいんだいいんだ。気にするな」
クリス「でもさすがはハマーンさん。先生やってるだけあって子供の扱いが上手ですねぇ」
ハマーン「いやいや、あれは逆に遊ばれてただけだと思うぞ」
シーマ「それでもいいじゃないかね。ほれ、あの子ら見てみな。満足そうに寝てるじゃないか」
ハマーン「こいつら…自分達だけ気持ち良さそうに寝おってからに」
クリス「これでもみんなさっきまで心配そうにしてたんですよ。
    まあ疲れてたみたいですし、今はグッスリですけどね」
ハマーン「そりゃあれだけ騒げばな…寝てる時はこいつらも可愛いものなんだがなぁ」
シーマ「でも何だかんだ言いながらハマーンも随分とスッキリした顔してるじゃないか」
ハマーン「あ、いやそれは…まあ、たまにはああやって騒ぐのも楽しいものではあるな」
ネーナ「じゃあ今度は今日来れなかった人達みんな連れて来ようよ!」
シーマ「ああ、それもいいねぇ。面倒はハマーンに見てもらうとするかね」
ハマーン「いやいやいや、さすがに全員まとめては…いくらなんでも体がもたんぞ」

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最終更新:2013年12月27日 21:29

*1 (は、はい!