ここはご町内地下深くにある、ヒミツの園
ミネバ 「ヒタイホワイトも、短冊にお願い事を書くのだ」っ短冊
クリス 「フフ、どうもありがとう。ミネバちゃんは、もう書いたの?」
ミネバ 「うむ。今、あの笹の一番上に、飾ってもらっているぞ」
アスラン「ミネバちゃん、ここでいいかな?」
ミネバ 「うむ。そこがよいぞ」
クリス 「立派な笹の木ね……って、アスラン君、危ないっ!」
アスラン「うわわわわっと。ふぅ、危なかった──って、クリスさん、
だからその戦闘服は着なくてもいいんですよ!」
クリス 「でも羞恥心を克服しなくちゃいけないでしょ?
まずは仲間のみんなで、慣れていかないと」
ミネバ 「私もいつか、ヒタイホワイトのような、美しいお姉ちゃんになりたい」
クリス 「まあ、ミネバちゃんったら。ミネバちゃんは、充分に可愛いわよ」
ミネバ 「ほ、本当か? なら、私もヒタイホワイトのようになれるか?」
クリス 「うん。きっと私より、綺麗になれる」
ミネバ 「う、嬉しい……///」
クリス 「アスラン君、いくらなんでも、ジロジロ見すぎだと思います」
アスラン「す、すみません──って、うわああ!」
ルース 「ヤベえ、脚立から落ちやがった!」
クリス 「キャアア」
ガトー 「くっ。間に合わん!」
アスラン「あああああ、って……え?」
ドズル 「フッ。危ないところであったな。それにしても貴様、これでは軽すぎる
しっかり食っているのか?」
カクリコン「あの野郎、閣下にお姫様抱っこされてやがる……」
ミネバ 「ヒタイレッド、怪我はないか!」トテトテトテッ
アスラン「心配してくれてありがとう。大丈夫さ」
C秘書 「あの」
五飛 「ん?」
C秘書 「私も短冊を飾らせていただいても、よろしいでしょうか?」
ドズル 「お、俺は何も見ていないし、聞こえておらんからなっ
み、ミネバ。トレーズが、茶を用意して待っている。行くぞ」
ミネバ 「はい父上」
アスラン「あの、もう下ろしてください……」(そのまま持ってかれた)
C秘書 「ふぅ、これで私の想いも……」(笹に短冊を結わう)
セレーネ「さ、さあて、とっとと飾って、私もお茶を貰いましょうかね~」
ルース 「よーしヒタイグリーン、調練に行くぞ」
五飛 「そ、それは良案だっ」
ガトー 「ミネバ様の護衛の任に就いてくる」
カクリコン「お、俺はもう、アメリアんとこに帰るわ」
クリス 「え。……何?」
<短冊に書かれた願い事>
アスラン:髪の毛が増えますように
カクリコン:同上
ルース :同上
五飛 :同上
ガトー :同上
クリス :アスラン君が、みんなにいじめられなくなりますように
セレーネ:秘密基地にあるマザーコンピューターの場所が、特定できますように
X総帥 :ジオンの精神が、世界にあまねく浸透しますように
トレーズ:エレガントな世の中になりますように
ドズル :ミネバをやらせはせん
ミネバ :ヒタイホワイトのような、綺麗なお姉ちゃんになれますように
C秘書 :短冊が厳重に封印されているため、確認不能
最終更新:2014年01月13日 21:52