着替えも終わってグラウンドに出てきた一行

ビーチャ「あー、今日の授業何なんだろうな?」
ガロード「前の授業がソフトだったから今日はサッカーじゃねぇの」
モンド「じゃあ、今日はキックベースでもするとしますか」
イーノ「みんなちゃんと授業受けようよ…」
ジュドー「なんにせよ、受けるもサボるも臨時の先生次第だな」
パーラ「ねぇねぇ、あれが臨時の先生じゃないの?」
そういってグラウンドの奥を指さすパーラ
ビーチャ「出席簿持ってるし間違いねーな。しっかし変わった格好してんなぁ
     銀髪のお下げのおっさんに赤マントにバンダナ巻いた兄ちゃんじゃねーか」
ジュ・ガ「え!?」
モンド「それより俺はグラウンドに大量に突き刺さって並んでいる鉄板のほうが
    気になるんだけど」
エル「ねえねえあの人ってジュドーのお兄さんだよね?」
ジュドー「ああ、そうだよ」
ガロード「なんかいやな予感がしないか?」
ジュドー「ああ。でも、出席簿持ってるって事は俺たちの名前ももう見てるだろ?
     出なかったら後でアムロ兄さんやシロー兄さんにでなかったってこと
     ドモン兄さんが言ったら…」
ガロード「あとで説教か…」
ジュドー「出るしかないな…」

ぞろぞろと集まってくるクラス一同
ほぼ全員が集まったくらいでチャイムが鳴った
東方不敗「わしが臨時の講師の東方不敗だ。そしてこのものが弟子のドモン
     よしドモンよまずは出席をとれ」
ドモン「はっ、師匠。これより出席をとる。アスラン!」
アスラン「はい」
ドモン「あぁん?」
アスラン「えっ?」
ドモン「そんな声が…」
ぷるぷると震えるドモンの肩
ドモン「戦場で聞こえると思っているのか!!!!」
アスラン「でもココは戦場じゃ…」
ドモン「ええい!言い訳などするな!そんなものをするやつぁ男のクズだ!!
    訓練でできんもんが本番でできると思っているのか!!
    その腐った根性叩き直してやる!グラウンド二十周だ!!!」
アスラン「はっ、はいぃぃぃ」
半泣き顔でグラウンドを走り始めるアスラン、その間にも点呼は続いていき
どんどんグラウンドを走る生徒が増えていく
ガロード「ちっくしょう兄ちゃんなに考えてんだよ」
ジュドー「兄ちゃんはガンダムファイター会系が普通だと思ってるからな
     自分が他人とずれてるってのに気づかないんだよ」
ルー(人がずれてるのはわかるのに、自分たちがずれてるってのはわからないのね)

どんなにでかい声で返事をしてもドモンよりでかい声を出せるものなどいなく
ドモンが納得しないので結局全員走らされているのであった。

全員が走り終えてすぐ
東方不敗「ではこれより本格的な授業にはいる」
ビーチャ「おいおいまじかよ」
東方不敗「今日貴様等に教えるのは流派東方不敗だ。」
クラス一同「!!!!!!!」

流派東方不敗を知るものはもちろん知らぬものも目の前のおっさんの言動から
これから自分の身にかかる事態を想像し真っ青になった。

東方不敗「ではまず今日は超級覇王電影弾という技を教える。まずは悪い例だ。
     そこの者ちょっと来い。」
ジェリド「えっ、おれですか?」
東方不敗「うむ、おぬしじゃ。才能がありそうじゃからの」
ジェリド(悪い例の才能ってなんだ?)
東方不敗がジェリドを地面に突き刺さっている鉄板の前に立たせ、東方不敗自身は
ジェリドのすぐ後ろに立った。

東方不敗「二人の気を完全にあわせて放つと貴様ら程度でもこの鉄板ならば
     五枚ぐらいは破れるであろう。」
パーラ「あの鉄板十センチくらいは厚みあるわよ」
エル「あんなの一枚だって絶対無理だって」
東方不敗「だが二人の気をあわせんと…」
そう言ってジェリドをかつぐと鉄板に向かって投げつけた。
直後にぐちゃりという音がグラウンドに響き渡る
東方不敗「こうなるわけだ」
カクリコン「ジェリドー!!!」
バーニー「うわぁ、ミンチよりひどいや」
ジュドー「バーニーさん!?どこからきたんだ?」
ドモン「ワイズマン!!なぜここに!」
バーニー「ココで僕が必要とされている空気を感じたんだけど…」
ジェリド(であったもの)をちらりと見て
バーニー「ジェリド君が十分に仕事を果たしたようだね。
     ハハ、僕は必要じゃなかったようですね。
     でも、でも、僕が一番うまくミンチになれるんだぁぁぁ!!!!」

そう言ってなきながら去っていってしまった

東方不敗「結局あいつはなにをしにきたのだドモン?」
ドモン「さっぱりわかりません」
東方不敗「では、授業を再… なんとっ!!生徒がおらんではないか!!
     ええい!このままでは講義量がもらえん!!生徒どもはわしに
     明日の飯を食わせんつもりか!!」

ドモンと東方不敗がバーニーに気を取られている間に命の危機を感じた
生徒たちは逃げ出すことに成功したのであった。

ドモン「師匠!!大丈夫です。一人残っています。」
東方不敗「なんとっ!!貴様名前は?」
イーノ「イーノです。僕、流派東方不敗に興味があって」

東方不敗は(明日の飯を食うことができると思って)男泣きに泣いた

(完)
(よければ二限目以降も誰か書いてやってください)



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最終更新:2017年09月08日 21:00