「ただいまー」
ロラン「あかえりなさい」
「遊んでくるねー!!」
ロラン「えっ!? クッキー作ったからたべて・・・」
「ごめん、友達と約束があるんだ!」
ロラン「・・・・・最近アルどうしたんだろう・・はぁ」
「バーニー、ごめん遅れて!」
バーニー「あぁ、もうはじめてるぜ、アル」
「わぁ、もう少しで完成だね」
バーニー「あぁ、このザクももう少しで完成だ」
「うん、そうしたら今度のサバイバルレースで絶対優勝できるね!」
バーニー「あぁ、今度こそ! 優勝したら、アル、お前のほしがってた
  ビ デオカメラ買ってやれるぜ!!」
「本当!?」
バーニー「あぁ、もちろん、アルにも手伝ってもらったしな」
「はは、やったぁ!」
バーニー「よーし、今日はここまでにしようか、アル」
「うん!」
バーニー「ハンバーガーでも食うか、アル?」
「いいの、バーニー?」
バーニー「遠慮なんかするなよ、アル、手伝ってもらってるんだし
これくらい当然さ」
「やったぁ!!」
「ただいまぁー」
ロラン「アル、遅くなるなら、連絡でもしてくれれば迎えにいきましたのに」
「ごめんなさい、ロラン兄さん」
ロラン「ま、まぁそれよりも、アル、ご飯ができてますよ」
「ごめんなさいロラン兄さん、友達と食べてきたからおなか一杯なんだ・・」
ロラン「アル・・・」
「あやすみなさい・・」

次の日 
シュタイナー「バーニー、調子はどうだ?」
バーニー「はい、ザクの整備も順調です、ミーシャ先輩の
足手まといにはなりませんよ」
シュ「そうか、まぁ気負わず自分の力を出すんだな」
バ「はい!」
アル「バーニー!」
シュ「お客さんだ、バーニー」
バ「よう、アル」
ミーシャ「よう、アル」
アル「こんにちは、ミーシャ、今度の大会でバーニーの足をひっぱちゃぁ
だめだからね!」
バ「あ、アル!」
ミ「あぁ、もちろんさ!エースの足を引っ張らないように俺も努力するさ、
なんたってバーニーはもう4機も落としているんだからな!」
ガルシア「あぁ、あやかりたいもんだぜ」
バ「ははは・・・」
アル「へへへ!」

ロラン「・・はい、わかりました、・・はい・・それでは」
アムロ「どうしたんだ?ロラン」
ロ「実は、最近アルが・・・・それで、学校から連絡が」
ア「・・、ま、まぁその友達づきあいは広いのはいいことだ」
ろ「本気でいってます兄さん」
ア「ん」
ろ「もしかして、アル・・・でも何と言うべきか・・」
ア「その、ロラン、アルも、難しい年頃だ、その・・あまり干渉しないほうが」
ロ「・・・・・うぅ、こんな日が来るとは思っていたけど・・」

シュ  タバコをふかしながら
ミ「主任、バーニーもようやく一人前になりましたな」
シュ「あぁ、初めは無理だと思ったが、ここまで仕上げるとはな」
ミ「えぇ」
シュ「で、大丈夫なのか?」
ミ「大丈夫ですよ、・・滅び行く(有)工場のために優勝しますよ」
シュ「あぁ、滅び行く(有)のために・・」

アル「こんにちは って なんか忙しそうだねバーニー」
バーニー「あぁ、急にMSの整備の仕事が入ってきて、大忙しなんだ」
ア「ふーん」
バ「うちみたいな零細工場もやっと世間様に認められてきたのかな」
シュタイナー「(・・・零細・・)バーニー、少し休憩にするか、今夜は
遅くなりそうだし、今のうちに休んでおけ」
バ「はい、アルコーヒーでも飲みに逝くか、」
ア「うん!」

公園にて

アル「そうかぁ、大変なんだねバーニー」
バ「まぁな、うちは下請けだから、上には逆らえないんだよ」
アル「でも、今度の大会でいい成績を出せたら」
バ「あぁ、うちの工場も有名になってきっともっとよくなるだろうな」
アル「・・・バーニーがあの青いMSに乗ったらよかったのに」
バ「・・・・・」
アル「・・・・」
バ「でも、まぁ俺は気にしてないよ、それにザクも十分戦えるさ
(飛び道具はないけど)」
アル「そうだね、もし何だったら兄さんのMSを借りてくるよ」
バ「さんきゅう、あるでも、うちの工場の自作じゃぁないとな」
アル「だめかぁ」
バ「そんなしけた顔するなよ、大丈夫、ザクとケンプファーで十分さ」
アル「うん!]

買い物帰りのロラン
「・・・・・・アル・・・あんなに楽しそうに・・・・」



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最終更新:2018年10月26日 08:36