虎「アイシャ!!」
アイシャ「ナンデスノ?アンディー。」
虎「彼女に風呂や着替えの準備などをしてやってくれ…。」
アイシャ「…アナタネ。コチニキテ。」
カガリ「……。」
虎「君にも悪い事をしたな…。彼女がいっている間、少し裏に来たまえ。詫びも兼ねて
特製手作りコーヒーをご馳走しよう…。」
アスラン「…ええ…。分かりました。」
店の裏の応接間のような場所で…。
アスラン(確か…この飾り…宇宙鯨は…クライン社の子会社にのみ…。
何かあるのか…?でも最近は合同プロジェクトもあるくらいだから問題はないはずだけど…。)
虎「君はこれの実物をみた事はあるかね?」
アスラン「いえ…ありません…。」
虎「所でコーヒーはどうだね?」
アスラン「苦味が出てて…美味しいです。」
虎「そうか…それはよかった。…それにしても…何故鯨…なんだろうな。」
アスラン「え…?」
虎「鯨には羽根はないだろう…?」
アスラン「ええ…まぁ…。でも、木星宙域で入手された地球外生命体の存在証拠の…」
虎「私はそういう事が言いたいのではないのだよ。何故鯨…と名づけられたか…だ。」
アスラン「じゃぁなんだったらいいのです?」
虎「そういわれると…困るけど…な。…それにしてもこれは厄介な物だよな…。」
アスラン「やっかい?」
虎「こんな物がみつかったから企業間での抗争が過激化したんだろう?」
アスラン「…はぁ…。」
風呂付近でカガリ(何でこんな事に…)
カズィ「ほら、ここが最高の覗きポイントさ…。たまに蜜蜂みたいな女の人が…え?」
イーノ「そうなんですか…ってどうしたんですか?」
カガリ(なんか声が聞こえる…誰かが覗いてる…?でも服はあの女に持っていかれてるから拳銃はあそこにしか…。)
カズィ「…カガリ…か…。」イーノ「ああ、あの…。僕も見ていいかな。」
カズィ「別にいいよ。僕はもう少しした後での撮影が目的だしね。」
カガリ(あの穴から覗いてるのか…もう我慢ならねぇ!あいつらとっちめてやる!)
カガリが風呂に招待された後、バスタオルの中に隠していたサイレンサー付拳銃を素早く手にとり、その穴を目掛けて撃つ。
カガリ「覗いてる馬鹿は誰だ?殺されたいのか?」
見事にその穴をとおり、覗こうとするイーノをかすめる。
カズィ「…逃げよ。」イーノ「…うん。」
カガリ「…逃がしたか…。」
応接間、カガリが戻ってきた。
アスラン「…………」(…そう言えばカガリも…女の子だったな…。ついついキラに似てるから男相手みたいな感覚になるけど。)
カガリ「…………」(見つめるな、恥ずかしいだろ…馬鹿…。大体こんなドレスなんて…私は…。)
アスラン「……」(……キラにこの服着せたらどんな感じかな…。)
カガリ「…」(なんか言ったらどうなんだ…全く…。)
虎「…はっはっはっ…。」
アイシャ「フフフフフフフフ・・・。」
カガリ「…何がおかしい…。」
虎「いや…な。余りに純情なのでな。」
カガリ「……。」
虎「それはそうと…企業間抗争に関して…法律以外の
ルールはない。
…勝利とは…何だと思うかね?相手企業を…全て倒産まで追い込む事かね?」
カガリ「……。」アスラン「………。」
虎「…社長の息子二人…珍しい組み合わせなのでぜひともこの問いの答えを聞いて見たかったが…無理のようだな。では、ディナーの続きを楽しんでくれたまえ。」
カガリ「…。」アスラン「…。」
(実は途中で種以外がネタ切れ(F91除く)、続きはご自由にどうぞ+
パラレル扱いで構いません)
最終更新:2018年10月26日 08:40