152 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/09/06(日) 22:01:11 ID:???
死神「あら…あら…そう、それは大変ねぇ」
セレーネ「どうしたの? 部屋の隅でブツブツと」
死神「あら…違うわよ、こちらのご婦人…といっても見えないでしょうけど、相談にのっていたのよ」
セレーネ「私に見えない…とすると死後の世界関係の人ね、珍しい」
死神「なんでも残してきたご主人と息子さんの仲が悪くて」
セレーネ「ふむふむ」
死神「今じゃほとんど別居状態」
セレーネ「まあ、よくある話よね」
死神「で、ご主人はそれをいいことに息子より年下の女を連れ込み同棲生活」
セレーネ「いわゆるロリコンってヤツね」
死神「息子さんは息子さんで真面目なんだけどいい人が見つからなくて…」
セレーネ「(素直にもてないって言えない親心ねー)」
死神「休日は友達と遊びに行くでもなく一人でパズルやジェンガに興じてばかり」
セレーネ「よくいるナードのパターンよね」
死神「で、たまに出かけたかと思えば、町行く女の子を眺めて『乙女だ…乙女ではない…』って呟いてて、それが怖いって言うのよ」
セレーネ「あー、それは怖いわ。せめてナンパでもすればいいのにねー」
死神「このままだと心配で成仏できないって言ってるわ」
セレーネ「まあ、あとは当人たちの問題とはいえ、母親としては心配よね、それは」
死神「時間が解決するっていうこともあるし…そう気を落とさないで、ホリーさん」
セレーネ「(しかし、ロリコン親父にナードの息子か…顔が見てみたいところね」

セルゲイ「くしゅん!」
ソーマ「大佐! 風邪ですか!?」

アンドレイ「くしゅん! ……風邪かな? …お、あの少女…乙女だ…」

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最終更新:2014年02月24日 21:06