今日はMS運用の授業の日…。砂漠での模擬戦が行われた。
イザーク「何だ…こいつらが相手かよ…。楽勝だぜ。」
ディアッカ「全くだな。」
サイ「…なんて運の悪い…。でも…」
フレイ(フフフ…負けないわよ…絶対…。コーディは
ミンチにしてやるんだから…。)
デュエルAS(イザーク)+バスター(ディアッカ)対ヴァサーゴCB(フレイ)+アシュタロンHC(サイ)
この勝負、始まって3秒後に…付近では大笑いがこだました。
…四人揃ってずっこけたのだ。
ジュドー「…いくらなんでもアレは無いだろ。あいつら…。」
ガロード「おいおい、冗談だろ?何やってるんだよあいつら。」
カミーユ「ジェリドでもああはならないのに。」
ジェリド「俺でもってのはどういう意味だ?」
カガリ「さっき負けてたからじゃねーのか?」
ジェリド「そういうお前はどうなんだ?」
カガリ「相打ちだよ。アスランと相手のキラが先に飛び出した時砂に埋もれかけて、
その後すぐ2人してOS弄って接地圧直してた隙を狙ってキラの方を沈黙させたはいいんだけど
ラクスも同じ事をやってきてな。一騎討ちでラクスが接近してきてずっこけたからそのチャンス
狙って飛び掛って全弾発射食らわそうとしたんだけど隠し武器みたいなのの攻撃喰らって相撃ちさ。
あの新型…一体…。」
ジェリド「…あの2人までこけたのかよ。」
カガリ「あいつらの機体はOS設定がややっこしい上に普通より重いんだ。仕方ないさ。」
ジェリド「へぇ…。」
ジュドー「でも…それなら何であいつらはわざわざ移動したんだ?バスターは遠距離用、
デュエルもわざわざ追加パーツつけて砲戦強化してあんのに…。」
カガリ「単細胞だからさ。」
ガロード「カガリさん並に単細胞だからか。なるほどな。」
カガリ「てんめぇ!」
イザーク「…なんなんだ…これは。攻撃始めようとすると沈む…。」
ディアッカ「こいつは洒落じゃすまないぜ…。」
フレイ「あんたの機体ならMA形態もあるでしょう…。何やってるの…あんたは…。
折角私がプレゼントしてあげた機体無駄にする気?」
サイ「そうじゃ…ないけど…あっちは早すぎて操縦の仕方が難しくて…。」
フレイ「気合で何とかしなさい!」
サイ「そんな…。フ…フレイ!」
サイのアシュタロンはMA形態に変形、あまりの速さに空をさまようしかできない。
そして運悪く地面でもがいているディアッカのほうへ突っ込む羽目になった。
サイ「う…うわぁぁぁぁぁ…。」
ディアッカ「ジーザス!!」
双方完全に行動不能になる。
フレイ(馬鹿ね…特攻してまで頑張ろうとしてくれ無くてもいいのに…。
でも…今あいつらに負けるわけにはいかないわ。)
イザーク「くそぉ!」
イザークが何とか体勢を立て直すも、すぐ崩れ落ちる。フレイも同様だ。
イザーク「…まったく…。」
フレイ「何なのよこの足場は…。」
ガロード「…つーかあのヴァサーゴって飛べるんじゃなかったっけ…?」
ラクス「…そのはずですわ。あの機体の最初のパイロットの方の時は少なくとも飛んでましたわ。」
ガロード「…あんた…シャギアと話した事があるのか?」
ラクス「ええ。うちに就職してらっしゃいますの。色々と助けてもらってますわ。
…貴方様のお友達でしたの?」
ガロード「…いや、ライバル…さ。ネットオークションの。」
ラクス「あら…そうでしたの…。知りませんでしたわ。」
ちなみに、勝負はマジ切れしたハマーン先生のファンネルによる強制終了にて幕を閉じた。
この後…少しの間、イザーク達は伝説のへっぽこコーディネーターと呼ばれることとなる。
最終更新:2018年10月30日 15:12