ファラ「このように落下時にかかる衝撃というものはX地点よりも高度のあるY地点から落とした方がより強くなる。この理論を利用して製作された処刑器具がギロチンだ。
フランスのジョゼフ=ギヨタンが1792年に開発し、当時の一般的な処刑法だった斧による斬首ではなく、通常人間では不可能な高い位置から刃を落とす事によって失敗して罪人を苦しめることなく確実に罪人の首を落とす事を可能とした『人道的な処刑器具』として脚光を浴びた。
因みにあの高い位置に設置されている刃は首を切り落とすのに必要な力を得るためだけではなく、見る者に与える真理的効果も考慮した設計でありこれにより…」

シーブック「なあ、この先生なんでことあるごとに話がギロチンの方向に脱線するんだ?」
カミーユ「知らないよ。ギロチンが好きなんじゃないのか?この前は音の共鳴から何故か鈴の話になって、そこからギロチンの家系がどうのこうのでギロチンの話に脱線しちゃって」
サイ「お陰でその日の授業で言うはずのテスト範囲を言ってくれないからえらい目にあってさ、なんなんだよもう」
トール「でもあの先生話に熱が入ってるからって下手に内職なんかやってると…」

ファラ「イザーク=ジュール!そこで何をしている!」

ミリアリア「ほらばれちゃった。あの先生見てないようで結構見てるのよね。イザークもいい加減懲りないのかしら?もうこれで三度目よ」
トール「あそこまで行くとイザークも半分意地なんだろ、今度こそばれない様にやってやるってさ。お、今日の技はギロチンチョークか。この前は延髄切りだったっけ?」
キラ「それは一回目。この前のは教卓と教壇を使ったギロチンドロップだよ。あの先生のギロチン技は半端じゃなく痛いからなぁ…あ、イザークが落ちた。」


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最終更新:2018年10月30日 15:34