212 名前:
ザビ家の新年会 1/3 :2010/01/01(金) 01:36:24 ID:???
グレミー「あけましておめでとうございます」
プル「パパー、
お年玉お年玉ー♪」
プルツー「姉さん、おめでとうが先だろ……。あ、あけましておめでとう」
ギレン「知らん知らんっ私は何にも知らんー!!」
ガルマ「まあまあ、兄さん。今日はめでたい日だよ。
ほら、お年玉だよ」
プル「わーい♪おじさんありがと~♪」
ガルマ「お……おじさん、かぁ。そうだね、小父さんだからね……」
ドズル「よしよし、ミネバと仲良くしてくれよ。おじさんからもお年玉だ」
プル「ありがとう~♪」
ガルマ「兄さんは気にしないんだね」
ドズル「もうそんな歳でもあるまいよ、ははは」
ギレン「ええい貴様ら、親に無断で認知してるんじゃない!!」
プル「あ~、今、親だって言った~♪」
ギレン「ぐっ、ぐぬぬぬぬぬ」
213 名前:ザビ家の新年会 2/3 :2010/01/01(金) 01:37:09 ID:???
キシリア「そう大人をからかうものではない」
ギレン(おっ)
キシリア「よいか、おまえもザビ家の一員として恥じない教養と身嗜みを備えなければならないぞ」
ギレン(認めるな!!)
プル「はぁ~い♪」
プルツー「……姉さん、今の言葉の意味、ちゃんと分かってるんだろうな?」
プル「えー、キシリアおばさんみたいな立派なレディーになれっていうことでしょー?
ねっ、おばさん♪」
キシリア「む……ま、まあ、簡単に言えばそういう事だ」
プルツー「おばさん、そうあっさり信じ込んだら駄目だよ。姉さんは都合がいい時だけ返事が素直なんだから」
キシリア「い、いいかプルツー。人の悪口を無闇に言うものではないぞ」
プルツー「…………はい」
プル「うふふふふふふ~~♪」
プルツー(だめだこのおばさん、もうすっかり姉さんの味方だよ……)
214 名前:ザビ家の新年会 3/3 :2010/01/01(金) 01:37:55 ID:???
デギン「……あの子供たちが、将来も仲良く育ってくれればよいのだが」
グレミー「もしも私たちが一族の者だと認められるようになれば……
次の代の席次は、ミネバ様よりも私の方が上になってしまいますから。
ひょっとしてその次は、プル……?」
デギン「そうなればミネバもドズルも、今と同じようにギレンに接し得まい。
ギレンが心配しておるのもその事であろうよ」
グレミー「分かっています……」
デギン「これからも何かと苦労をかける。済まぬと思うが、辛抱してくれよ」
ギレン「だから私は何も知らんと言っているだろうがー!!」
最終更新:2014年06月28日 20:42