289 名前:代理投下 :2010/03/13(土) 18:15:58 ID:???
929 :yappari :10/03/13(土) 13:08:54 ID:Ji0M7XD6
ドズル「ハマーンよ…」
ハマーン「はっ!」
ドズル「御主、この所言葉遣いが荒くなっておらぬか?」
ハマーン「は…はぁ?」
ドズル「俺は兄貴と違って優性種がどーのと言うつもりは無いが、
    自ら教職の道を選んだ者がそれでどうする。
    延いては御主を育てられたマハラジャ・カーンの躾も問われよう」
ハマーン「私が…父の汚点と!? そんなっ!」
ドズル「今はまだ良い。 俺も言うべきか少々迷った。 その程度の事だ。
    強い物言いは良い。 むしろ生徒を甘やかさぬ毅然とした態度である。
    だが… 子供たちの範となるべき教師が、
    乱れた言葉を使うのは、感心できぬな」
ハマーン「…思えば、手のかかる生徒ばかりと――
     彼らを律することに囚われて、己が見えていませんでした」
ドズル「子供たちは教師を『先生』と呼ぶ。
    先ず生きる。
    生きて範を示す。
    それこそが、もっとも教師に求められることだと、俺は思う」
ハマーン「心、洗われる思いにございます」
ドズル「御主ならばできる! 子供たちを…子供たちの未来を、頼むぞ!」
ハマーン「はっ! 非才なる我が身命の悉くを以ちまして!」


295 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/03/13(土) 21:17:34 ID:???
ハマーン「そういうわけで私には心の安息が必要なのだ」
ロラン「分かりました。家の事はやっておきますから、安心してお休みください」
ハマーン「任せたぞ、ロラン・セアック」
ロラン「僕も、こんな大きなお屋敷の掃除ができるなんて腕が鳴りますよ」
ハマーン「ふふふ、頼もしいな。では寝室に行くぞジュドー」
ジュドー「んーっ!!んーっ!!もがもがもがもが」
ハマーン「安心しろ、抱き枕にして熟睡するだけだ。貴様の体に危害を加えるつもりはない」
ロラン「お給金が出るんですから、頑張ってくださいよ」
ジュドー「ん~~~~~!!!」 ずるずるずるずる


ジュドー「………………はっ!! ゆ、夢か、ははは……」
ハマーン「ジュドー、補習に連れてこられて居眠りとはいい度胸だな」
ジュドー「げっ!! そ、そのっ、あんまり怒ると体によくないよっ、笑って笑って」
ハマーン「誰が怒らせる原因かぁぁーーー!!!」

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最終更新:2014年07月16日 18:03