613 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/03/28(日) 22:25:03 ID:???
カトック「マークとジャックか、懐かしい名前だな」
ハマーン「知っているのですか?」
カトック「俺の教え子さ。ジャックは学級委員長だった。
     そうだな、あれは期末テストの時だった」


ソウヤー「マイガー!!○×鉛筆を落としてしまった!
       テスト時間はあと3分しかないってのに!どうすればいいんだ!!」
マーク「落ち着けソウヤー。俺が拾う」
ソウヤー「マーク!!」
ジャック「やめろマーク!テスト中にモノを落としたら先生に拾って貰えばいい!」
マーク「ジャック、それは確かに正しい判断だ。けどな、カトック先生は今寝ているじゃないか!」
ジャック「ソウヤーはテストに○×鉛筆を使うようなヤツだ!どのみち点数は助からない!!」
マーク「同じクラスメイトじゃないかジャック!」
ソウヤー「助けてくれマーク!今度のテストで赤点を取ると小遣いカットなんだ!!」
マーク「落ち着けソウヤー。今俺が……」
ジャック「やめろマーク!優等生のお前がその時間をテストに使えば点数アップが見込めるんだ!!
      自分の点数を下げてまですることじゃない!!腐ったミカンは放っておくんだ!!」
マーク「もう少しで手が届くぞ、ソウヤー」
ジャック「マーク!お前が高得点を取らないとクラスの平均点が下がるんだぞ!
      どうして学級委員の私の命令が聞けないんだ、マァァァァァク!!」

キーンコーンカーンコーン

マーク「済まないソウヤー……間に合わなかった……くっ」
ソウヤー「マァァァァァク!!」
ジャック「マァァァァァァク!!」
マーク「俺が、俺がジャックの言葉に惑わされずに30秒はやく鉛筆を取りに行っていれば……」



カトック「つーことがあってよ」
マリュー「それを知ってるということは起きていたんですね、カトック先生……」
カトック「まあ人間性のテストってヤツだな。ヘッヘッヘ」
ハマーン「それで今でもジャックはマークをつけ狙っているのか」      

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最終更新:2014年07月20日 12:19