851 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/04/10(土) 11:34:25 ID:???
セレーネ「…普段、あんまり母性を発揮させる機会がないから、
こんなことになるのよね」
死神「じゃ、誰かで練習したら?」
セレーネ「…と、言うわけで宜しく頼んだわ、スウェン」
スウェン「…今一、状況が飲み込めないが、俺で役に立つのなら」
セレーネ「そうね、とりあえず今日1日は私のことお母さんだと思って甘えなさい」
スウェン「セレーネが…母親……?」
セレーネ「じゃ、まずは膝枕からね」ポンポン
スウェン「……その後、一緒に洗濯して買い物行って、料理して食事して風呂入って寝て、今朝帰ってきた」
スティング「いや、それで何で全身に重傷を負って入院するハメになんのさ」
スウェン「何故だろう…?」
アウル「まあ、本人何故か幸せそうだし、いいんじゃねえの?」
852 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/04/10(土) 12:19:04 ID:???
851
セレーネ「はい、手作りチャーハン」
スウェン「ベタだな。まさにお袋の料理、か」
セレーネ「その分奥が深いのよ」
スウェン「いただきます………うっ!?」
セレーネ「どう?おいしい?」
スウェン「う、美味いよ……脂汗が出るくらい……」
セレーネ「そんなに辛かった?」
スウェン「美味すぎて新陳代謝が凄い事になってるのさ……(おもいっきり砂糖と塩を間違えている……!」
セレーネ「そ。そんなに喜んでもらえて嬉しいわ(ニコリ」
スウェン「お、俺の方こそ……(しかも紅生姜じゃなく、ハバネロだ……!」
セレーネ「自信がなかったけど良かった……」
スウェン「自信を持っていい(だが、彼女の笑顔が見られるなら俺は……」
ドサッ
セレーネ「お か わ り は た く さ ん あ る か ら ね」
スウェン「早かったな、俺の死も……」
最終更新:2014年07月23日 21:21