365 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/05/02(日) 07:47:40 ID:???
シュバルツ「御免!」
ロラン「はーい」パタパタ
ドモン「シュバルツ? …あんたが玄関から入ってくるとは珍しいな」
シュバルツ「ふ、ドモンか。 ちゃんとした用向あってのことよ。
      ロラン君、頼まれていた例のものだ」
ロラン「えっ、持ってきてくださったんですか?
    連絡してくだされば此方から取りにいったのに…」
シュバルツ「ドモンが修行をサボっていないか、様子も見たかったのでね」
ドモン「ふん、サボっていたかどうか、直接確かめてみるか?」ポキパキ
ロラン「ドモン兄さん! お客様に喧嘩を売ってどうするんですか!」
シュバルツ「ふはははは、備えを怠っていないのならそれでいい。
      それでは、失礼しよう」
ロラン「ええっ! そんな、コレの代金とか、お茶も…」
シュバルツ「お構いなく。 御代は、私も御相伴に預かれればそれでいい」
ドモン「なんのことだ?」
ロラン「あはは、さすがはシュバルツさん、お見通しでしたか…」
シュバルツ「ということで、真に勝手ながら、材料もいくつか入れておいた。
      是非足しにしてほしい。 では、是にて御免!」ザアッ!
ドモン「…なんだったんだ、一体?」
ロラン「お願いしていた食材を、わざわざ届けてくださったんですよ」ヨイショ
ドモン「重いものなら俺に任せろ。 で、食材って何を頼んだんだ?」
ロラン「ありがとうございます。 小豆を頼んだんですけど…
    うわ!国産の高級品ですよ!」
ドモン「この白いのはなんだ?」
ロラン「上新粉ですね、お米から作る粉ですけど…
    ああああ、これも高級品じゃないですか! 和三盆まで!」
ドモン「小豆? 米? 何を作るんだ?」
ロラン「柏餅ですよ! 毎年毎年、粒餡は嫌だ、漉し餡は駄目だ、
    甘いの甘味が足りないだの、みんな好みがばらばらですからね。
    今年は手作りで行こうかと思ったんですけど…
    うう、ここまでされてしまってはプレッシャーですねぇ…」
ドモン「そ、そうか…まぁ頑張ってくれ」
クリス「ロラーン、今年は柏餅どう…うわ、もう準備万端ね!」
ロラン「ええ。 やんごとなき理由により、今年はKIAIを入れていくことになりました」
ドモン「おおおお、ロランが燃えている!」
クリス「なるほどなるほど、それじゃ、助っ人も頑張りますか!」

アムロ「…GWに年頃の娘が隣の家の手伝いだと?」
シロー「…バーニィ、アルと遊ぶ約束してましたね、そういえば」
アムロ「おし、ちょっと〆て」つ☆ジャラッ
シロー「ちょ、兄さん落ち着いてください! ドモン手を貸せーー!」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年08月03日 20:20