362 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/16(月) 12:16:21 ID:???
グラハム「フラッグファイター諸君!
本日付で我がオーバーフラッグスに新入隊員が配属される運びとなった。
彼はまだ若者だが、正義を重んじる心は諸君らに勝るとも劣らない。
先達として、同僚として、そして同じ街を守る同志として、仲良くやってほしい」
ハワード「その新人は、警視正自らがスカウトされたと聞いておりますが」
ダリル 「隊長の眼鏡にかなうほどの奴だ、どんなスーパーエースなんです?」
カタギリ「いやぁ、そのことなんだけどね。
新人警察官の着任式に僕とグラハムも出席したんだけど、彼は式が終わった後……」
グラハム「そこの青年! いい身体をしているな。オーバーフラッグスに入らないか?」
グラハム「私と君は運命の赤い糸で結ばれているようだ……」
グラハム「乙女座の私にはセンチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない」
グラハム「私は君に心奪われた男だ! この気持ち、まさしく愛だな!」
カタギリ「……とまあ、新人一人一人に片っ端からこんな感じの勧誘をしてね。
危うく通報されそうだったよ。警視正なのに」
グラハム「だが、将来性を感じる人材を見つけだすことができた。結果オーライと言わせてもらおう」
カタギリ「いや全然オーライじゃないよ。
また余所の署の連中に『日登署は警察の鼻つまみ者だ』とか陰口を叩かれるんだからね」
ハワード「一時期は大変でしたな。やれ署の前を通ると運気が落ちるだの……」
ダリル 「そういえば、街の観光ガイドに心霊スポットまがいの紹介をされたことも……」
リディ 「志願先を間違えた……」
最終更新:2014年09月27日 21:03