555 名前:3-1 :2010/08/20(金) 23:04:49 ID:???
534 平和的な解決ならこんなとこ?
(昨日パーティ会場が何者かに襲われ、関係者が
ミンチに…)
ルイス「ふ~ん…物騒な事件ねぇ…」
PiPiPi!PiPiPi!
ルイス「もしもし…あ、ネーナ?どうしたの?」
ネーナ『ルイス~~!どうしよう~~!?あたしまたやっちゃったのかも~~……』
ルイス「はぁ?ちょっと落ち着いてよ。で、何やったの?」
ネーナ『あのね…今テレビでやってるニュースの…』
ルイス「テレビってまさかこれ…もしもし?今どこにいるの…家?
わかった!すぐに行くからじっとしてなさいよ!」
ルイス「…それで…どうしてこんな事したの…?」
ネーナ「わかんない…」
ルイス「わからないって、自分の事でしょ?」
ネーナ「あたしがやったかどうかもわかんないんだよ~!昨日バイトの帰りにドライの調子変だなって思って…
それで…そこから先の記憶が無くて…気が付いたら部屋で寝てたし…」
ルイス「それじゃ別にあんたがやったって決まったわけじゃないじゃない」
ネーナ「でもほら、このインタビュー…」
コーラサワー『みんなで楽しくパーティしてたら、いきなり赤い光の
赤いガンダムが来てドンドンドーンですよ!
なんじゃそりゃー!って感じですよ!』
イケダ『以上、唯一無事だったコーラサワーさんの証言でした』
ルイス「赤い光の赤いガンダム…ね」
ネーナ「これって絶対ドライの事だよ!あたしが自分でもわからないうちにやっちゃったんだよ!」
ルイス「まあ、あんたは私のパーティ会場に誤射した前例があるもんね…
そうだ、刹那君のお兄さんって警察だったよね?何か知ってるんじゃない?」
ネーナ「あ!そっか!」
プルルル…ガチャッ
ネーナ「あ!もしもし!せっちゃん!?」
刹那「ネーナか。丁度良かった。シロー兄さんが探していたぞ。何かあったのか?」
ネーナ「い、いや!なんでもない!って言うか間違えた!ごめん!」
ネーナ「どうしよ…?やっぱりあたしが疑われてるみたい…」
ルイス「うーん…こうなったら…直接現場へ行ってみましょ。何かわかるかも」
ネーナ「え…う、うん…」
556 名前:3-2 :2010/08/20(金) 23:06:20 ID:???
ルイス「でさ…現場ってどこなのよ…?」
ネーナ「だから何も覚えてないんだって…でもバイト先と家の間だったらこの辺のどこかのはずなんだけど…」
ルイス「ふぅ…取りあえずあの人に聞いてみよっか…あの~、すみませ~ん!昨日この辺でガンダムに襲われる事件…」
????「ああ…あったね…それでミンチになってしまった人って…こんな顔だったっけ……?」
ルイス「ちょっ…え…?バーニィ…さん!?」
ネーナ「なんで…!?ミンチになったって…」
バーニィ「色々と忘れ物があるような気がしてね……取りに戻って来たんだよぉぉ…」
ルイス「きゃああああああっ!」
ネーナ「ごごごごめんなさいーー!あたしじゃないんです!多分!ってか成仏してください~~!」
ルイス「はぁ…はぁ…なんだったの…」
ネーナ「わかんない…」
??「あの…お姉ちゃん達…私の右手を…知りませんか…?」
ルイス「ひっ!こ、この声って…ひょっとしてマユちゃん…」
ネーナ「ダメ…!振り返っちゃダメ!」
マユ「私の右手を…知りませんか…行方不明に…」
ルイス「し!知りませーん!」
ネーナ「もう許してー!」
ルイス「ちょっと!どうなってんのよ!?」
ネーナ「やっぱり…やっぱりあたしがやったんだ…」
?????「人間だけをぉぉぉ!」
ルイス「きゃ~~!」
ネーナ「また出た~~!」
ビルギット「人間だけを殺す機械k」
ネーナ「もうやだ~~~~っ!!」
バチコーン!
ビルギット「機械…か、かよ…どっきり…テレビ…でした…ゲフッ」
ネーナ「ごめんなさい許してくださいもうしません宿題も忘れません……」ガクガクブルブル
ルイス「……………え?」
557 名前:3-3 :2010/08/20(金) 23:08:23 ID:???
絹江「ストップ!ストーップ!いや~ごめんごめん!テレビの企画だったのよ」
ルイス「……はい?」
ネーナ「なに……それ?」
バーニィ「ごめんな。夏のドッキリ企画やるから手伝ってくれって言われてさ」
絹江「ちょっと手が込みすぎてたかな?」
セレーネ「絹江は悪ノリするからね」
ルイス「ちょっとどころじゃありません!」
ネーナ「あの…じゃあ…あのガンダム襲撃ってのは…?」
絹江「捏造よ!」
ルイス「あのニュースは?」
絹江「あれも番組の一部よ!今頃生放送でこの結末が流れてるわ」
ネーナ「へぇ……それであたしを笑い者にしようって企画だったんだ…?」
絹江「そう。ルイスが関わったのは想定外だったけどね。おかげで良い画が撮れたわ。ありがとう」
バーニィ「マユちゃんも頑張ったな」
マユ「えへへ~、演技指導はシンお兄ちゃんです」
ビルギット「俺なんか出会い頭にいきなりガツン!だもんな…怖ぇよこの女」
ネーナ「あたしなんかもっと怖い思いしたんだからね!」
ビルギット「ああ…悪かった悪かった」
ネーナ「で?せっちゃんも全部知ってんだ?」
刹那「詳しい事は知らなかった。口裏を合わせろとだけ言われていた」
ネーナ「ふーん…その報酬がその
ガンプラってわけだ…あたしはガンプラ一つで売られたんだ」
刹那「ああ、仕方がなかった」
絹江「ごめんね。さて一段落したし、撮影のお礼に何でも好きな物奢ってあげるわよ」
ネーナ「ほんと!?じゃあお寿司食べたい!」
ルイス「あ、それで許すんだ」
絹江「任せて!局の経費で落とせるし、みんなで行きましょ!」
ネーナ「これ回転寿司じゃん…」
絹江「贅沢言わないの。うちの局そんなに余裕ないんだから」
ルイス「でもみんなで食べると美味しいよね」
絹江「お、金持ちのくせに良い事言うわね」
ネーナ「あ、そうだ。昨日のあたしの記憶がほんとに無いってのはどういうこと?」
絹江「それはセレーネさんが良い案があるからって…そう言えば具体的にはどうやったんですか?」
セレーネ「それは企業秘密よ…ねえ?」
死神(うふふ)
ネーナ「誰と話してるのよ…?」
セレーネ「それも、ひ・み・つ♪」
最終更新:2014年10月02日 20:30