58 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/31(火) 22:14:29 ID:???
マリーダ「失礼する」
マリナ 「あら、いらっしゃい。今日もお仕事?」
マリーダ「午後から数件配達がある。カレーライスを大盛りで」
マリナ 「はい、すぐに作るわね。ギリ君、カレーライス大盛り一つ!」
ギリ  「ああ、わかった」
マリーダ「……? 新しいバイトか?」
マリナ 「いいえ、短期契約のコックさんよ。彼が来てからお客さんも増えたの」
ギリ  「ふん、当然だろう。僕の腕があればこんなものさ……ほら」
マリナ 「ありがとうギリ君。はい、マリーダ」
マリーダ「ん、いただきます」
ギリ  「心して味わうんだな。なにせ、それは僕が……」
マリーダ「ごちそうさまでした」
ギリ  「……って早ッ!?」
マリナ 「マリーダったら、相変わらず食べるの早いわね」
マリーダ「癖みたいなものだ。じゃあお勘定を……」
ギリ  「ま、待て! この三白眼女!」
マリーダ「なんだ、低身長シェフ」
ギリ  「僕の作ったカレーを食べて何か感想はないのか!?
     これは自慢だが、今までアレを食べた奴はみんな、僕に惜しみない
     称賛の言葉をかけてきたぞ」
マリーダ「そうか。じゃあマリナ、680円」
マリナ 「はい、ちょうど頂くわね」
ギリ  「聞けよ!」
マリーダ「また来る」
マリナ 「ええ、いってらっしゃい」
ギリ  「くっ……初めてだ、僕をここまでコケにした奴は……!」
マリナ 「……そういえばギリ君、もうすぐ契約期間を終えてしまうのだけど、
     ギリ君の料理好評だから、もう少し延長して……」
ギリ  「上等だ! あのジト目女に僕を敬服させてやるまでは出て行くものか!」


シーリン「……それで、急にカレーフェアなんて始めたのね」
ラル  「私も驚いたが、まあ好評だからな! 細かいことは言うまい」
シーリン「まったく、子供よね……ギリも」

59 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/08/31(火) 22:25:04 ID:???
クラウス「シーリン、私達は格安牛丼店『カタロン』で勝負に出ようと思う」
シーリン「学校の前に出店したら繁盛しそうね」
イケダ 「私はセルゲイさんから牛肉と豆腐の調達ですか?」

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最終更新:2014年10月30日 20:58