103 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/02(木) 02:55:25 ID:???
M&S

マリナ「ギリくんは滅多に名前で呼ばないのね」
ギリ「昔の癖だ。戦場では見た目で名前をつけるしかなかったからな」
マリナ「ドムがスカート、ホワイトベースが木馬というような感じね」
ギリ「何だ。知っているのか」
マリナ「刹那に色々オシえてもらったのよ」
ギリ「空賊少年にか」

カラン カラン

ジュドー「おっ、ギリさんじゃないか」
ギリ「む。ジャンク少年、あの機体は中々いい。やるじゃないか」
ジュドー「へへ、良い仕事するだろ?……ん、ジャンク少年?」
マリナ「ギリくんは~少年と呼ぶ癖があるみたいなのよ」
ジュドー「へぇー、どっかのあだ名をつける毒舌芸人みたいだな」
ギリ「奴と一緒にするな。それで、何の用だ」
ジュドー「あ、そうだ。これ」
ギリ「ん」
ジュドー「シン兄さんからのお礼」
ギリ「!?」
マリナ「あらあら」
ジュドー「兄さん、マジで嬉しかったらしくてさ。是非渡してくれって」
ギリ「お、俺はケーキを作ってやっただけだ。感謝される覚えは、に、にい」
マリナ「(噛んだのね」
ジュドー「(噛んだんだ)確かに渡したからね」
マリナ「あら?何か食べていかないの?」
ジュドー「いや、大丈夫!じゃ、また!」

バタン

ギリ「………感謝か」
マリナ「それは何かしら?」
ギリ「調味料だな。ローラ・ローラの味と書かれている」
マリナ「非売品かしら?見たことない銘柄ね」
ギリ「ふん。俺は俺の認めた調味料しか使わないが……まぁ、試してやるか」
マリナ「良かったわね。(なでこなでこ」
ギリ「っ!?」
マリナ「あ、ごめんなさい。つい癖で……もうお兄さんなのに…」
ギリ「べ、別にいい……(何だ、この気分は…」



ロラン「あの調味料、喜んでいただけるといいんですが」
シン「兄さん、無理いってすまない」
ロラン「別に大丈夫だよ。弟が世話になった方には御礼しないとね」
アムロ「あの調味料は何が入ってるんだ?凄く美味しかったんだが」
ロラン「ナ……ちょっと貴重な材料ですよ」
アムロ「(不穏な言葉が聞こえたが、俺は何も聞いていない……」

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最終更新:2014年11月01日 23:14