とある日の夕方

マシュマー「ジュドーとやらはどいつだー!!」
ロラン「な、なんですかイキナリ!!」
マシュマー「おい、貴様がジュドーか!?よくもハマーン様を悲しませてくれたな!!」
ロラン「ち、違いますよ。僕はジュドーではありません。ロランです!」
ガロード「なんだよなんだよ、騒がしいなー。」
マシュマー「貴様がジュドーか!!」
ガロード「いっ!?ち、ちげーよ。俺はガロード。ジュドーの兄だよ。」
マシュマー「ええい!ならば、ジュドーはどいつだー!!」
シーブック「うるさい、落ち着け!!」
 バキィ
ロラン「あ、シーブックがキレた…。」

ロラン「で、ジュドーがどうかしたんですか?ハマーン先生を悲しませたって言っていましたけど。」
マシュマー「うむ、それがだな。」

どうやらまた学校をサボろうとしたらしい。
それに怒ったハマーン先生が説教をしようとしたところ・・・。
ジュドー「あんたの存在そのものがうっとおしいんだよ!!」
と発言。そのままばっくれたらしい。

シーブック「いくら反抗期とはいえ、そこまで言うか?」
マシュマー「表には出さないお方だが、ひどくおちこんでいられたのだぞ!
     もう徹底的に痛めつけんと私の気が治まらん!」
ガロード「ところであんた、ハマーン先生の何なの?『様』づけしてるし。」
マシュマー「む、私とした事が・・・。自己紹介がまだだったな。
     我が名はマシュマー=セロ。ジオン大学四年生、ハマーンさまの親衛隊をしている!」
ガロード「親衛隊って…。アイドルじゃないんだから…。」
ヒイロ「いや、実際そうだったらしい。昨年、一昨年のミスジオン大は彼女だ。」
ガロード「でも、年合わなくない?」
ヒイロ「彼女は飛び級だったらしい。」
ロラン「と、とにかく、暴力はいけませんよ。
   今日家族会議できっちり叱っておきますから…。」
マシュマー「……。承知した。しかし次にこのような事が起こったら、貴様ら一族末代まで許さんからな!!」
 バタン!!
ロラン「ふう、ジュドーがいなくて良かった…。」
シーブック「それより、これは本当に家族会議だな…。」

ジュドー「うーす、ただい…」
カミーユ「歯ぁ食いしばれ!修正してやる!!」
 ブン
ジュドー「うわっと!」
 バキィ
キラ「あ、逆にカウンター食らった。」
ジュドー「イキナリ、何するんだよカミーユの兄貴。うっかり殴っちまったじゃないか。」
カミーユ「…。ぼ、暴力はいけない…。」
ヒイロ(先に手を出しておいて、よく言う…。)
アムロ「とにかく座れジュドー。」
ジュドー「な、何だよみんな、怖い顔して…。」
シロー「いいから座れ。」
ジュドー「……はい。」

一時間後……

シロー「分ったな!ジュドー!!」
ジュドー「はい…。もう二度と女の人ににひどい事は言いません。
    学校にも真面目に行きます。」
ガロード(ま、一ヶ月もたないと思うがね。)
アムロ「よしこれで家族会議はおしまいだ。遅くなったけどご飯にしよう。」
ドモン「……ちょっと待て、カミーユ。」
カミーユ「なに、兄さん?」
ドモン「なんだ!先ほどのヘタレっぷりは!!
   弟にカウンター食らうとは何事だ!!しかも不意打ちだったではないか!!」
キラ「そういえば…。」
ドモン「女の尻の追いかけすぎで、腕が落ちただろ!
   来い!三ヶ月ほど山で鍛え直してやる!!」
カミーユ「で、でも学校が……。」
ドモン「いいから来い!ぐだぐだぬかすと片眉剃るぞ!!」
カミーユ「(TДT)はい…。」

シーブック「カミーユもとんだとばっちりだな…。」
アル「自業自得だよ。」
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最終更新:2017年05月16日 02:38