400 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/09/11(土) 23:57:34 ID:???
学習が必要な美味、というのは、科学的に存在しているらしい。
酸味や苦味なんてのがそういうものだろう。
ガキの頃にはその良さがわからなくて嫌いだったが、少し年を取ってみれば
抵抗なく食べられたという経験をした奴はいるはずだ。
逆に学習が要らない美味が甘味や油分だという。
カロリーが高いもんは基本的に美味いもんだが、なるほど、そういうことか。
赤ん坊に甘いものばかり食べさせると他の栄養のあるものを受け付けなくなるのも
その心地の良い美味に溺れて舌がバカになっちまうからだ。
まあ結局俺が何を言いたいかと言えば、人間「甘いもの」ばかりを食べていては
いけないということだ。
自分の好きなもの、自分に都合のいいものばかりを選び取っていてはいけない。
時に厳しい状況に立たされることもあれば、苦しい選択を迫られることもある。
そんな時、思考を停止させて自分に心地良いものに逃げちゃあダメだ。
酸いも甘いも噛み分ける、それが豊かな人生を作るってもんさ。
キラ「御高説だね。シンにしては考えてるじゃない」
シン「ああ。だからさ、アンタも辛いことから逃げ出すばかりじゃダメだろ」
キラ「やめてよね。いくら僕でも姉さんの料理を食べたら死んじゃうよ」
シン「それに関しちゃ俺もアンタも条件は同じだろ。さ、行くぞ」
キラ「ああっ! せめて、せめてHDのデータの処理を……」
セレーネ「できたわよ~♪ 今日は野菜多めの創作料理に挑戦したわ!」
コウ「ここは……地獄だ……」
最終更新:2014年11月11日 21:59