207 名前:風雲再起と俺の関係(1)投稿日:04/06/20 01:46 ID:???
ある日、ドモンが家に白い立派な馬を連れて来た。
ロラン「どうしたんですか、その馬」
アル「競馬に出るの?」
ドモン「いや、師匠がしばらく出かけるってんで、その間の乗馬の世話を頼まれたんだ。風雲再起だ」
風雲再起「ヒヒン」
ドモン「よろしく頼む、だそうだ」
ロラン「はあ」
アル「ねえ、この馬乗れる?」
ドモン「いいぞ。俺が後ろについててやるからな」
ロラン「大丈夫ですか?無茶をしたら…」
ドモン「心配するな。風雲再起は賢いから、子供を乗せて無茶な走りはしない」
ロラン「兄さんが無茶するから心配なんですよ」
ドモン「…だ、大丈夫だ」
無事に帰って来て風雲再起の体を洗っていたドモンは、風雲再起が首にかけている長い袋が気になっていた。
ドモン「…師匠はいない。見るなら今のうちだな?」
その袋を開けると中身は巻物だった。
ドモン「こういうのって奥義の秘伝書とかだよな…」
ニヤリ。
ドモン「師匠が隠していたこの奥義をモノにして、俺は師匠を超える!」
ヽ-‐‐-)>
ミ/二二ミ
彡| メ゚Д゚)リ <な?
果たして、巻物を開いたドモンが見たものとは?以下次回。
209 名前:風雲再起と俺の関係(2)投稿日:04/06/21 22:12 ID:???
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ドモン「まさか兄弟子とは知らず、とんだご無礼をいたしました!お許し下さい!」
彼は風雲再起の前にひざまずいて、ぺこぺこ頭を下げた。
風雲再起が持っていた巻物は、ドモンの師匠直筆の流派東方不敗の免許皆伝書だった。
免許皆伝書はドモンももらっているが、風雲再起の物はドモンの弟子入りも前の日付、
つまりこの馬はドモンのずっと上の兄弟子だということだ。
兄弟たちは、ドモンの土下座は見えていても、ドモンの事情を知るはずは無かった。
コウ「ドモン兄さん、馬に土下座するなんて、乗馬で頭でも打ったのかな?」
アル「打ってないよ。僕一緒に乗ってたもの」
シーブック「馬に弟子入りしたとかね。牛のカンフーだってあるぐらいだから」
TVでカンフー映画ttp://www.foxjapan.com/movies/kungpow/intro.htmlを見ていたシーブックが言った。
シーブック「実際は牛とかに人間と同じ動きは無理だろうけどさ。これもCGだし」
カミーユ「畜生!巨乳ガチンコ対決だなんて、牛そのものじゃないか!ホンコンショップの親父修正してやるー!!」
シーブックの向こうで、ホンコン土産のこの映画ディスクを買ってきたカミーユは地団太踏んでいた。
(つづく)
最終更新:2018年12月11日 13:28