461 名前:通常の名無しさんの3倍 :2013/11/22(金) 19:22:39.66 ID:???
モニク「満月には人間を昂らせる力があるらしい」
エルヴィン「そうなの?」
モニク「満月の日は暴力などの犯罪が増えるという。
    このことから、満月に気を昂らせる効果があるのではないかと言われているのだ」
エルヴィン「ふーん」
モニク「そこで、この酒。とある筋から手に入れた口当たり良好・アルコール度高め。酔い潰せと言わんばかりのしろものだ」
エルヴィン「それで、何が言いたいのさ。話が見えないんだけど」
モニク「これでマイを酔わせ、そして私も酔う。満月と酒でビースト・モードにクラスチェンジした二人はその勢いで…」
エルヴィン「その勢いで…!」
エルヴィンが喉を鳴らす。これまで幾多の苦労を重ね、ついにこの時が来たのか。
モニク「手をつなぐ!」
エルヴィンがコケた。
エルヴィン「ね…姉さん?」
モニク「いや、うまくすればハグまで行けるかも…!」
エルヴィン「付き合ってるのにそれすらやってないの!?」
モニク「何故か知らないがどうしてもタイミングが合わないのだ」
エルヴィン(もしかして、今度は発展フラグが分解するようになってる…?)
モニク「というわけでモニク・キャディラックはこれより出撃する。帰らなくとも心配するな。成功の証と思え!」
エルヴィン(フラグにしか聞こえないよ姉さん…)
その後エルヴィンは会場で友人達と月見を楽しんでいたが、結局モニクが帰ってくることはなかった。
翌日戻ってきたモニクから事情を聴くと、月見はしたもののマイより早く酒がまわりダウンし、介抱されていたらしい。
目的は達せなかったものの、モニク本人はマイがつきっきりで介抱してくれたことに満足したらしく
割と幸せそうな顔だった。当人が幸せそうなんだからそれでいいのだろうが、見てるこちらとしてはやきもきするしかない。
エルヴィン・キャディラック。苦労の日々はまだ終わらないようだ。

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最終更新:2014年12月17日 21:34