857 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:05/02/13 22:18:32 ID:???
新スレが立つまでネタを…(完結予定は今月末)


2月11日、早朝4時…

キラ「(今年もついに来たか…ラクス…すまないが僕はここにいてはあぶないんだ…ごめんよ…兄弟達…弱気な僕を許してくれ…)」

ガラガラ…ゴソ…

キラ「(ヒイロ…ドモン兄さん…ロラン兄さん…ごめんね…)」



ゴォォォォォォォォォォォ…



858 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:05/02/13 22:19:34 ID:???
アムロ「へ?キラが家出?」
ウッソ「マジだって!朝起きたらキラが居なかったんだよ!」
シロー「一体何が?」
ドモン「そういえば俺の大工道具もなくなっていたな…」
ロラン「冷蔵庫の食料もかなり減ってたし…」
ヒイロ「俺の作った硬度最強のロープもなくなっていた…ナイフも消えてたし…」
コウ「キラが持ち逃げしたとか?」
シーブック「考え難いね」
コウ「なんで?」
シーブック「キラは元々家出なんかする奴じゃないし他人の迷惑を気にしない奴じゃない」
コウ「でも実に家出してるじゃん!」
ウッソ「キラ兄さんの机の中の財布も無くなってたし…」
ガロード「なぁ…ニュータイプのアニキ達よぉ、得意のニュータイプ能力で探れねぇのか?」
アムロ「駄目だ…この近辺にキラの気配は無い」
カミーユ「あぁ…駄目です」
ジュドー「ん…何も感じられない」
シーブック「そうかな?」
シロー「!」
ロラン「何か手掛かりが?」
シーブック「んっ…何か…こう…」
11人「……」
シーブック「…キラはこれから起きる『何か』を感じとってそれを恐れて逃げた…それだけしか分からない…」
アムロ「キラに何かあったっけ?」


859 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:05/02/13 22:22:00 ID:???
フレイ「嘘でしょ?!」
ラクス「そ…そんな…!」
アスラン「キラが?!」
カガリ「まさかあいつが…」
アムロ「信じ難い話ですが…真実です」
ラクス「一体何が…」
フレイ「(ん~…こないだ拉致った時やりすぎたかしら?○○○○直前でキラは逃げたけど…)」
シーブック「キラに何かがあったのは確かです…皆さんも知っての通り、キラは独りで何処かへ行くような奴じゃありません」
カガリ「それは…わかっている」
アスラン「高校も休むというのか…キラ…」
ラクス「そういえば…キラ様は自宅にいる間…何か変わったところは何かありませんでしたか?」
アムロ「ああ…そういえば最近かなり暗い性格になってしまって…」
カガリ「?!」
シーブック「『もう疲れたよ…』とか『もう嫌だ…』や『生きてて楽しいのかな…』って…」
アスラン「かなりネガティブになってるな…」
ラクス「他に貴方達兄弟の生活上での変化はありましたか?」
ヒイロ「…俺のロープとナイフがなくなっていた」
ドモン「俺の大工道具が無いッ!誰かが持っていった!!」
ロラン「冷蔵庫の食料がかなり減ってました…少なくとも13人兄弟の1週間分くらい…」
フレイ「でもそれって偶然じゃないの?」
アスラン「あり得るな」
ドモン「それは信じない!」
ヒイロ「偶然で片付けるには出来すぎている…ゼロはそう教えてくれた」
フレイ「ぜろ?」
ヒイロ「使ってみるか?俺が作った薬、開発番号54216、ゼロシステム錠剤」
フレイ「なによそれ?」
ヒイロ「おすすめはできないが……!…行ってる側から飲むな…どうなっても知らないぞ…!」
フレイ「(ごくんっ…)ん…ええあbぽきおhrじぇhtj:@ぺtj0^jぬるぽhkと@じぇぴth?!:;^@!!」
カガリ「(ガッ!)おい?フレイ?!」
フレイ「な…なに…よこ…れ……私の体…が…心が壊…れちゃ…」バタッ…
ラクス「きゃぁぁぁぁぁぁ…」
アムロ「ヒイロ!早く!」
ヒイロ「了解…」


860 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:05/02/13 22:24:36 ID:???
ガサガサガサ…ガラッ!

ピーポーピーポーピーポー………

ラクス「…彼は救急車を個人所有しているのですか?」
アムロ「いや…その…」
ラクス「事情があるようなら構いませんわ…」
カガリ「なぁ…1つ仮説が思い浮かんだんだが…」
アムロ「?」
ttp://page.freett.com/kimidi/midi/huru.mid
カガリ「キラは疲れていた様子で人きるのが嫌になって…ロープに大工道具って事は…ん?何だこの音楽は?」
ジュドー「いらねぇーかぁ?」
カガリ「やめろぉ!」
ジュドー「へいへい…」ぽちっとな
カガリ「まさかロープを持って首を…」
ラクス「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!」
アスラン「カガリ…不吉なことを言うなよ…」
カガリ「あくまで仮説だ…それにキラには…」
アスラン「キラには?」
カガリ「いや、なんでもない…」
アムロ「少なくとも早く探さないと!」
カガリ「そうだ!最悪の事態にならないように!」
ヒイロ「今帰った…」
アムロ「そうだヒイロ!ゼロで探してくれないか?」
ヒイロ「…俺には関係無い…」

ヒイロはそう言い残すと地下室へ行ってしまった…

ラクス「冷たい方ですね…彼は…」
アムロ「すまない、彼は少し…異常なだけです」

その日の夕方、兄弟達(ヒイロ除く)は警察へ向かい捜索を依頼・キラを指名手配(?)にした

続く


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最終更新:2019年01月04日 15:02