795 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/03/15(火) 22:50:31.38 ID:???
ネーナ「あのさ、昨日ドタバタしてて忘れてたんだけど、ホワイトデーのお返しちょうだい」
ギリ「はあ? 僕が? お前に? ホワイトデーのお返しを?」
ネーナ「うん」
ギリ「よし…落ち着け僕…こいつがトンチンカンな事を言い出すのは今に始まった事じゃないだろ…」
ネーナ「何ブツブツ言ってるの?」
ギリ「あのな、いいか?ホワイトデーと言うのは、バレンタインデーのお返しをする日なんだぞ?」
ネーナ「え?そんなの知ってるよ」
ギリ「だったら!なぜ何ももらっていない僕がお返しをしなくちゃならないんだ!?」
ネーナ「ひっど!先月ちゃんとあげたでしょ!」
ギリ「なんだと…………あっ!まさかあの駄菓子がそうだと言うつもりか?」
ネーナ「駄菓子じゃないよ!チョコバットよ!」
ギリ「同じ事だ!」
ネーナ「も~!細かい事言わないの。今作ってるそのケーキでいいから1個もらうよ」
ギリ「あ、こら!それは店に出すやつ…て言うかあの駄菓子と僕の作った高級スィーツじゃ釣り合わないだろうが!」
ネーナ「三倍返し♪三倍返し♪おいし♪」
ギリ「三倍できくか!これじゃ十倍返しだ!」
シーリン「マリナ…店の商品が一つ食べられたわよ…」
マリナ「まあ、あれくらいで仲良くしてくれるのなら…まかないって事…でね」
シーリン「ふぅ…本当に優しいと言うか甘いと言うか…それが良いところなんだろうけど…」
ルナマリア「お姫様なのに貧しいのが少しわかった気がする」
メイリン「今さらだよお姉ちゃん」
最終更新:2015年01月25日 22:24