ドモン「師匠、俺に改まって相談とは一体なんでしょう?」
東方不敗「うむ、実は流派東方不敗のことだが…」
ドモン「俺に次の世代に流派東方不敗を伝えよと。お任せ下さい、師匠のご遺志は俺が必ず果たしてごらんに…!」
東方不敗「この馬鹿弟子がぁ!!ワシはまだ死なんわ!!」
ドモン「じゃ、ついに俺に免状を譲って隠居を…」
東方不敗「この馬鹿弟子がぁ!!ワシは生涯現役だぁ!!」
ドモン「じゃあ何です?」
東方不敗「うむ。流派東方不敗の強さを世に知らしめようと思ってな。
      まずはサッカー界に殴り込みをかける。そして行く行くはハリウッド進出…」
ドモン「師匠、サッカーはメンバーが11人必要です」
東方不敗「わかっておる。ワシとお前でまず2人。
      あと9人、鍛えがいがありそうなのを集めてくるのだ。朗報を待っておるぞ」
ドモン「……(丸投げかよ)」

17 名前: 再掲 東方不敗サッカー(2) 投稿日: 03/01/08 18:56 ID:???

カミーユ「なんで僕がそんなのに出ないといけないんです。冗談じゃない」
ドモン「理由?簡単だ。お 前 が 俺 の 弟 子 だ か ら だ!!」
カミーユ「弟子だって勝手に決めないで下さいよ!」
ドモン「遊びでやってんじゃないんだよ!
     例え遊びに見えようと、格闘家に教えを乞うた以上は貴様は俺の弟子だぁ!」
コウ「何やってんだい?」
カミーユ「ドモン兄さんが、兄さんの師匠がサッカーチームを作るからって
      無理矢理俺を入れようとするんですよ。コウ兄さんも何とか言ってくださいよ!」
コウ「そのチーム、僕も入れるかな?」
カミーユ「!!」
ドモン「おう、お前はラグビーやって体も出来てるからな。師匠もきっと歓迎する」
コウ「良かった。じゃカミーユも行こう」
カミーユ(やぶ蛇かよ…)

東方不敗「カミーユとか言ったな。ドモンの弟子なら即ちワシの孫弟子。みっちり鍛えてやるぞ。
      ドモンが人を見る目があるかどうかも確かめられるというものだ。
      コウもいい体をしている。入門は遅いが鍛えがいがあるというもの」
コウ「よろしくお願いします!(このキャラの濃さが俺には欠けているんだ!)」

東方不敗蹴球隊、残るメンバー枠はあと7人。

(候補者がある方は自由にネタを書いて下さい。メンバー候補も主人公兄弟に限らず自由とします)

117 名前: 東方不敗サッカー(3) 投稿日: 03/01/08 23:05 ID:???

東方不敗「初戦の相手はジオン体育大学サッカー部。試合まであと一週間だ。びしびし鍛えるぞ」
ドモン「おおう!!」
B茶&主水(いきなりジオン体育大学?強豪じゃないかよ)

練習初日。
東方不敗「もっと気合を入れんか。走れー!!」
カトル「…ハァハァ、あれで本当に48歳のおじさんなんですか?」
イーノ「…だから東方不敗なんでしょ」
その横を黙々と走るチャップマン。
全員がランニングを終わって、立っていられたのは東方不敗とドモンとチャップマンだけ。
ドモン「こんなので音を上げていたら、流派・東方不敗の初歩にもたどり着けないぞ!」
東方不敗「最初はこんなものだ。仕方あるまい。チャップマン殿は元チャンプだけあって、さすがですな」
チャップマン「……」
B茶&主水(立ってるだけで良いっていう話しだったじゃないか。冗談じゃないよ)

東方不敗はメンバーに自分の流派を教え込むつもりでいるので、蹴球隊の練習の厳しさは想像を絶した。
ヒイロの友人をやってるだけあってカトルは人より根性があったし、
イーノはコウ同様に存在感の薄さを強制するつもりで来ているので、まだ残って頑張るつもりでいる。
しかし初日の晩のうちにビーチャとモンドは合宿所から逐電。
東方不敗「むう、ワシの眼鏡違いか。こんなもので逃げ出すとは歯ごたえのない小僧たちだ」
ドモン「申し訳ありません師匠。連れてきた俺の責任です。連れ戻すか代わりを急いで集めて来ます」

139 名前: 東方不敗サッカー(4) 投稿日: 03/01/08 23:31 ID:???

 ―――――― 東方不敗蹴球隊メンバー急募 ――――――

  あの東方不敗マスターアジアとサッカーをやらないか?
       入会金・会費・寄付金一切不要。
 サッカー経験・格闘経験・性別不問、必要なのはハートだ!

   入会希望は東方不敗蹴球隊 ドモンまで(連絡先)


レイン「ドモンったら、何やってるのよいったい…」

608 名前: 東方不敗サッカー(5) 投稿日: 03/01/10 23:06 ID:???

シーブックは悩んでいた。
シーブック「コウ兄さんはドモン兄さんとカミーユと東方先生のサッカーチームか。
       俺もキャラ弱いし入ろうかな…。いや、しかしそうなるとパン屋のバイトに支障が出て、
       セシリーの印象が悪くなってしまう。どうしよう…」

そんなことは露知らず、ドモンは二人の有望株を見つけていた。
ジェリド「俺の身長を生かしたポストプレイとカクリコンとの連携。
      ティターンズ校では知らない奴は居ないぜ。期待してくれ」
カクリコン「大船に乗った気でいろってもんだ」
しかし。メンバーとの顔合わせの時になって、
ジェリド「カミーユ、何でお前がここにいる!」
カミーユ「いきなり何なんです。僕がどこのチームに居ようと勝手でしょ!」
ジェリド「冗談じゃない。お前と一緒のチームなんて御免だぜ。俺は抜けさせてもらう」
カクリコン「ジェリド?!」
東方不敗「で、お主はどうする?友達に付き合って出て行ってもそれはそれで構わんが、
      お主はよっぽど修練を積んだと見える。出て行かれるのは惜しい」
ドモン「俺もそうだ。あんたはジェリドの影に居るがなかなかの強者と見たぜ。
     その頭を見ればわかる」
カクリコン「頭…?」
カミーユ「確かに、この頭はヘディングの猛特訓を繰り返して出来たに違いない。
      そうでもないとこうまで生え際がこんな後ろまで下がりは…」
カミーユの言う通り、カクリコンの前頭部の毛はすり減ったかのように薄い。
カクリコン「…くっ、あんたら、この頭は単なる若ハゲだと知ってわざと言ってるな」
東方不敗「何と!…しかし、人間年とともに老い、遅かれ早かれ髪も減っていく。
      それが自然というものだ。そんな些細なこと気にするでない」
そう言う東方不敗、48歳で髪は白いが、お下げも余裕で結えるほどフサフサなので説得力皆無。
カクリコン「くっ、あんたらとやろうと思ったのがそもそも間違いだった。俺も抜けさせてもらう」
カミーユ(プッ、やっぱりハゲか。ザマあないぜ!)
コウ「…あーあ、せっかく入ったと思ったのに、元の木阿弥じゃないか…」

658 名前: 東方不敗サッカー(6) 投稿日: 03/01/11 00:15 ID:???

ドモン「馴染みの連中に頼んでみるか…」

ドモン「チボデー、師匠のサッカーチームに入らないか?」
チボデー「ヘイ、ドモン。俺はボクサーだぜ?脚でやる競技はみんな気に食わねえんだ。他を当たりな」
ドモン「わかった。お前には頼まん」
売り言葉に買い言葉、入って一分もしないのにドモンはチボデーのジムを出た。
ドモン(…チボデーギャルズに汗を拭かせたりマッサージをさせたりしているのを見せ付けられるのは我慢ならねえ)

ドモン「よう、サイシー。師匠のサッカーチームに」
サイシー「…ひ、ひどいやドモンの兄貴。拳法にサッカーはおいらのところが本家なのに」
ドモン(そうだっけか?)
サイシー「おいらが少林寺復興のために結成した少林サッカーチームがサッカー界を席巻して映画化されて、
      香港映画史上最大のヒットになって海外でも大成功して、おいらは一躍スターダムという黄金のシナリオだったのに。
      兄貴のバカー!!」
まくしたてて泣きながら走り出すサイシーを見送りながら、
ドモン(それって、二番煎じのシナリオじゃないか…)

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最終更新:2017年05月18日 01:51