728 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/05/27(金) 00:23:40.57 ID:???
キラ 「今日、帰宅途中に、マリナさんとシーリンさんが話してるのを、偶然聞いちゃったんだけどさ」
ジュドー「キラ兄が、学校に行ったあああー!」
ガロード「ロラン兄ぃっ。お赤飯用意してくれええ!」
キラ 「心外な。僕だって、出席日数の調整で登校することくらいあるよ」
シン 「このスーパーコーディネーターは。余裕の発言かよ」
キラ 「ちょっと待って。なんで僕の話になってるの。そうじゃなく、こんな話を聞いちゃったんだって」
マリナ 「セレーネさんって、三十路を前にしてらっしゃるのに、本当にお綺麗よね
どうしたら、あの美貌を保てるのかしら
女ならば、四十になっても、五十になっても、
いつまでも永遠に、美しくありたいでしょう?
スタイルだって、モデルさんよりお綺麗と思えるような体型を保ってらっしゃるし」
シーリン「絶世の美女という設定を与えられているあなたが、それを言うか」
ジュドー「……」
ガロード「世間の反応って、そうなのか?」
シン 「家にいるときは一切動かない姉ちゃんが、なんでこんな評価を……」
キラ 「でしょう? そこで、ちょっと思ったんだ。ほら、セレーネ姉さんって、化粧美人だから、あの化粧に秘密があるんじゃないかって」
シン 「遺伝子いじったコーディネーターだからって、片付けてくるわけじゃないのか」
キラ 「もっと根本的な部分だよ。ワンピースって漫画知ってるよね? あれに出てくるオカマの王様って、厚化粧じゃない?」
ジュドー「おーい。ここ、ガンダムスレだぞ~」
キラ 「まあまあ。ちょっとだけ付き合って
その厚化粧のお蔭で、オカマ王は、ズルイと思うような凶悪な毒の攻撃だって、一回は防いでみせた
こんなふうに、セレーネ姉さんのお化粧は、それほどに塗っているからこそ、皺ひとつなく、
そして光沢を強制的に作り出し、肌艶を演出しているんじゃないかってさ!」
ウッソ 「キラ兄さん、後ろ!」
ジュドー「キラ兄、後ろ後ろ~!」
キラ 「ヤダなあ。そんな古典的な挑発に乗るほど、僕は愚か者じゃないよ
体型はほら、現代では整形技術も発達しているし、CGだってある
それ以前に、こここそ、コーディネーターの遺伝子操作によって、
強制的な発育と保持が促せるから、体型なんか、実は楽勝なのではってね」
シン 「キラ兄、後ろだってんだよ!」
ガロード「全員、退避~!」
キラ 「何。僕はセレーネ姉さんは綺麗だって言いたいだけ──」
破壊神降臨レベルの殺気が漲る
Tトロワ 「絶望レベルの殺気というものは、純粋に怖いと思い知った瞬間だった
何が起こったのか(中略)」
キラ 「ま、まさか。ジュドーたちは、ギャグでからかってきたわけではないのっ?
──う、後ろを見ちゃダメだってのは分かるっ。でも、でもっ
ああっ。見ずにはいられない!」
??? 「みぃ~たぁ~なぁ~」
ドッゴオオオオオオオオオオオオオン!!
お隣さん
クリス 「この音は、キラがセレーネさんを怒らせた音かなあ~。素直に甘えたらいいのに
さあ、ケーキ焼けたから、お邪魔しましょ♪」(気にしていないらしい)
最終更新:2015年03月17日 21:44