153 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/10/02(日) 00:41:39.06 ID:???
それはきっと、人類初の試みだった。



マイ「惑星間起動に投入、成功しました!」

___「スターゲイザー」
___奇跡の帰還


コウ「高度がそのままさがり続けてます!」
マイ「今すぐ、イトカワから離れるべきです!グズグズしていると!モビルスーツが危ない!!」

ざわめく、管制室・・・
焦りの色がにじんでいた・・・

セレーネ「どこいっちゃたの・・・」

虚空を見上げる一人の女性科学者・・・

___人類初の計画
___60億キロ、7年間の死闘、

アストナージ「どんなにバックアップがあっても、足りないくらいなんだ!!」

ある男はこうつぶやいた。
コウ「宇宙は・・・地獄だ・・・」


デュバル「第二回着陸に向けて、準備をなせ!」
モニク「室長!!大事な機体を危険に晒すなど!あなたらしくもない!!」
マイ「探査機壊して戻れなくなるなど・・・、非論理的です」
デュバル「それは論理の飛躍だ!」

サイ「通信がとれなくなる・・・スターゲイザー、ロストします!」
マルティン「ロスト!?」

ひとり、そのMSは宇宙を漂い続けた。
___「僕は・・・、ここにいるよ。ここにいるよ。」


154 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/10/02(日) 00:45:05.27 ID:???
___監督「某国のイージス」「終戦のローレライ」
___福井 ○敏 


セレーネ「私・・・なんの為にやってんだか・・・」

彼女を支えた、兄弟達

ウッソ「このくらいであきらめるなんて・・・おかしいですよ姉さん!」
アムロ「終わりの見えない課程で逃げだすなら、科学者なんてやめた方がいい」

逃げだそうと何度も思った。
ヒイロ「逃げたら・・・死ぬほど後悔するぞ・・・」

それでも逃げなかった。

ロラン「続くか続かないかは、その人の中に、本当におもしろい、楽しいって気持ちがあるかないかじゃないですか?」
セレーネ「ロラン・・・」


スエゥン「セレーネ、俺は必ず天文学者になる」
___それは、今は亡き恋人の夢だった。


___困難の連続だった。


モニク「カプセル、お願いね」
セレーネ「・・・はい!」

___誰もが不可能だと思った。


155 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/10/02(日) 00:47:18.45 ID:???
モニク「カプセル、お願いね」
セレーネ「・・・はい!」

___誰もが不可能だと思った。 

マイ「最後に、彼に地球の姿を・・・」
モニク「以外とロマンチストだな。マイ」



___「僕の故郷、地球は、本当にきれいだ・・・」


それでも彼は___

東方不敗「みよ!ドモン!!」
ドモン「はい!師匠、東方は赤く_」

帰ってきた___


___「みんな、ただいま・・・」


セレーネ「っ、お帰り、なさいっ」


そのチームは、情熱を燃やし続けた。
最後まで、あきらめなかった。
想いが1つになるとき、奇跡は起こる。



___スターゲイザー___


___戦い、悩み、笑い、泣いた___
___がんばる君を見つめ続けた7年間___



協賛:DSSD(深宇宙探査機構)、ラー・カイラム社ヨーツンヘイム社

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最終更新:2015年04月23日 19:39