ハマーン先生「今日は、先日のテストの返却を行なお、先日言っておいたように
       このテストで優秀な成績をとったものには私がじきじきに
       夕食に招待する」
イーノ「そんなこといっていたっけ?」
ビーチャ「いんや」
ジュドー「まぁ、俺たちには関係ないね」
モンド「んだんだ」
ハマーン「ジュドー、アーシタ前に出ろ!」
ジュドー「はい?」
ハマーン「貴様が最もよくできていた、やればできるではないかジュドー」
ジュドー「ちょ、ちょっとまって・・」
ハマーン「恥ずかしがることはない、みなもジュドーを見習うように、
     ではジュドー、約束どおり夕食に招待しよう、今日の夜7:00
     にホテルアクシズのレストランでだ、おくれたり、こなかったら殺す」
ジュドー「い、イエッサー」

ハマーン「うむ、5分前到着か、レディーを待たせないとは
     よい心がけだジュドー」
「もちろんですよ、先生(まだ若いみそらで死にたくありません)」
ハマーン「うむ、それとここで先生はよせ、パブリックな場なのだから
     ハマーンでよい」
「(パブリックだからこそ先生だろうがよ!)、わかりました、カーンさん」
ハマーン「ハマーン」
「は、ハm-ンさん」
ハマーン「はっきり言う!」
「ハマーンさん・・・うぅ」
ハマーン「よし、さぁ、席はもう予約しておいた、行こう」
「はい・・」

ハマーン「うむ、悪くない」
「(未成年者に酒を飲ますとは・・)」
ハマーン「どうだ?」
「はぁ?」
ハマーン「だからどうだと聞いている」
「え、えぇうまいっすよ」
ハマーン「違う!、そ、その、私がどうかと聞いているのだ、こういう場合
     言うことがあるだろう」
「・・・き、きれいです・・ハマーンさん」
ハマーン「そ、そうか、よし飲め、食え」
「い、イエッサー」

しばらくして
ハマーン「あっ」
「何か落としましたよ」
ハマーン「で?」
「はぁ?」
ハマーン「こういう場合、男である貴様が拾うべきであろう」
「はぁ?」
ハマーン「拾え!」
「はっはい」  ん?これは指輪だ
「どうぞ、ハマーンさん」
ハマーン「何がどうぞだ、こういう場合、はめてあげるのが礼儀であろう」
「(何か卑猥な響きがするな)は、はぁ」
ハマーン「そこではない、この薬指だ」
「?結婚してらっしゃったんですか?」  ボカ!
ハマーン「そうではない!!、今は、その、これが流行なんだ・・」
「(絶対違うでも、逆らえん、ええいままよ)」
ハマーン「よ、よし、お前の気持ちは受け取った」
「はぁ?」
ハマーン「いいから、食え!」
「は、はい」
ハマーン「明日が楽しみだな」
「はぁ?」
ハマーン「いや、なんでもない・・ふふ」

カメラ小僧「・・ごめんよジュドー・・」

次の日学校には、例の写真がでかでかと張り出されていた
スポーツ新聞並みの見出しがつけられて

ジュドー「・・・・呆然」
イーノ「あっ、あぁ、ジュドー、その・・」
モンド「せ、積極的なんだな・・」
ビーチャ「が、がんばれよ・・・そそくさ」

        • どうしようかなぁ、人生・・・・

その日一日中ハマーン先生はご機嫌であり、ロランは
弟の一人から家計の足しにとたいそうな金額を受け取っていた。

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最終更新:2013年06月11日 21:08