ロラン「ただいま―。」
アムロ「お帰り、何もされなかったか。」
ロラン「いや、僕が返り討ちにしたみたいなんです。でも、そんな事した覚えはないんですよ。しかも、返り討ちにしたシャアはなんか喜んでましたし、もう何が何だか。」
アムロ「(喜んでた!やはり俺の読みは正しかった。しかし誰だ、ロランに変なことを教えた奴は。まあ、飲み屋の酒楽の奴らだろうけど。)」
ロラン「どうしたんですか?」
アムロ「ん、いや何もないよ。何かあったらと心配してたけど何もされてないから安心したよ。」
ロラン「何もされてないからって、何をされるんです?」
アムロ「いや、何でもない。こっちの話だ。」
シーブック「(シャアが)食われたな。」
シロー「何バカな事言っているそんな分けないだろ(と信じたい。)」
ドモン「お前達うるさいぞ!聞かれたらどうする。」
ロラン「何をですか?」
三人「えっ…………(・_・;)」
シーブック「聞いてたのか?」
ロラン「いえ、何も。」
ドモン「本当に?」ロラン「本当です。」
シロー「まあ聞いてなかったみたいだし、良いじゃないか。」
ロラン「で、何を話していたんですか?」
ドモン「こっちの話だ、気にするな。」
ロラン「そうですか、なら良いですけど。」
台所に行くロラン。ロラン「やっぱりダメだったか…。」
台所には、夕食と朝食で使った食器が洗われずに残っていた。
ロラン「流石に多いな…。(でも僕が悪いから頑張らないと。でも、頭痛いし、二日酔いかな。だれかに手伝ってもらおう。)」
すると、ちょうどそこにヒイロが通りかかった。
ロラン「ヒイロ、ちょっと手伝ってくれる?」
ヒイロ「(顔をひきつらせながら)分かった兄さん。」
ロラン「どうしたの?顔がひきつってるけど、具合が悪いの?(心配しながら言う)」
ヒイロ「いや、快調だ。問題はない。」ロラン「そう、じゃあテーブルの食器を運んで。」
ヒイロ「任務了解。」

ロランが帰ってきてから二時間たった午前十時、キラとウッソの部屋

ウッソ「アムロ兄さん、なんかかなり張り切ってたけど、酒乱で暴れるぐらいで隔離までしますか普通。」
キラ「(フレイの顔を思い浮かべながら)ヒイロが怖がってたからな、アムロ兄さんもただ事じゃないと思ったんだろ。」
ウッソ「まあ、ヒイロ兄さんが青ざめた顔をするとこなんてそうそうお目にかかれるものでもないですからね。あれ?基板が足りない。」
キラ「兄さん達に頼んできて。」
ウッソ「はい。」

同時刻、ジュドーとガロードの部屋では。
ガロード「アムロ兄さんもやってくれるぜ。」
ジュドー「ああ、今日の夜が楽しみだな。」
ガロード「ロラン兄さんが暴れだしたらどうなんだろう?」
ジュドー「蓋開けてみないと分からないな。(さっきの兄さん達の話だと……………………金儲けのチャンスかも!)」
ガロード「ありゃ、バーナーが壊れた。兄さん達に買ってきてもらうかな。」
ジュドー「行ってこい、ここはやっとくから。」
ガロード「OK」

ガロードが部屋を出ると丁度ウッソも部屋を出るところだった。

ガロード「調子はどうだ?」
ウッソ「まあまあ、兄さんは?」
ガロード「ボチボチだな


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ガンダム一家 ロラン・セアック 恐怖の二日間 長編

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最終更新:2019年01月21日 23:31