668 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/05/12(土) 10:22:28.20 ID:???
662
刹那「アムロ兄さんはいないだろうか。聞きたい事があるんだ」
ロラン「兄さんなら出かけてましたよ」
カミーユ「良ければ俺が聞くぞ」
刹那「実は・・・女性への贈物をどうしようかt」
ロラン「だだだだだ誰ですか!贈物は大事ですよ、何なら刹那自身をーーー」
ヒイロ「ロラン兄さん落ち着け。このパターンは・・・」
刹那「マリナへ何だが・・・やはり定番のカーネーションか、いや・・・」
ロラン「えっ」バシャ
ヒイロ「ロラン兄さん茶がこぼれたぞ」
シン「もうオチは分かってるが・・・刹那、それは母の日だな」
刹那「ああ、母への感謝を忘れないのもまたガンダムだ
ロラン「」ヘナヘナベシャ
シーブック「これはアムロ兄さんに伝えるべきじゃないな」
刹那「?」


678 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/05/12(土) 23:06:18.50 ID:???
ギリ「う~ん……むむむ……」

ネーナ「何唸ってんの?大丈夫?」
ギリ「うわぁ!?(ササッ)」
ネーナ「変なもの食べてお腹でも壊した?」
ギリ「お、お前と一緒にするな!なんでもないから!だからあっち行ってろ!」
ネーナ「うわ~心配してあげたのに酷いよね。で、今何か隠さなかった?」
ギリ「だからなんでもないって!」
ネーナ「ルナ!メイリン!」パチン
ルナマリア「私達はあんたの子分か!」
メイリン「でも好奇心には勝てない!了解」
ギリ「ちょっ!やめろ!3人がかりは卑怯だぞ!見るな~!」
ネーナ「これ何?造花作ってたの?」
メイリン「それカーネーションだね。母の日の贈り物じゃない?」
ギリ「うっ……」
ルナマリア「誰に贈るの?あんたも親いないんじゃなかったっけ?髭の人は父親代わりだろうし…」
メイリン「あの巨乳の人は母親って言うよりお姉さんぽいしね……」
ギリ「誰だっていいだろ……さっさと返せよ」
ネーナ「わかった!マリナさんにあげるつもりだ!」
ギリ(ギクッ!!)
ルナマリア「図星みたいね。結構可愛いとこあるじゃない」
ギリ「ち!違う!これは……その……」
ネーナ「嘘は嫌だよ?」
ギリ「むぅ……わかったよ認めるよ!そうだよ、あの貧乏姫にだよ。
   僕だってな、普段世話になってる恩くらい感じるんだよ。笑いたければ笑えよ」
ネーナ「別に笑わないよ。あたしもその……良くして貰ってるつもりはあるし。
    残り手伝ってあげるから一緒にやろうよ」
ギリ「へ?……あ、ありがt……ゲフン!
   その……別に一緒にやるのはいいけど、グチャグチャなの作るなよ」
ネーナ「大丈夫!こういうのは気持ちが入ってればいいのよ」
ギリ「気持ちも大事だけど最低限の形は整えろって!」
ルナマリア「初々しくていいわね。どうする?私達も手伝う?」
メイリン「そうだね。いつも迷惑かけてるしね……お姉ちゃんが」
ルナマリア「うるさい」

マリナ「見て見てシーリン!みんなが母の日だって贈り物くれたの!
    みんな外じゃ問題児みたいに言われてるけどやっぱり根は良い子達なのよ!」
シーリン「そ、そう……よかったじゃない。
     (まだ24歳なのにこの母性は何……もっと女らしさとか色気とか出せないのこの子は……)


668
刹那「アムロ兄さん探したぞ。マリナに贈るプレゼントの事で相談が」
アムロ「なにぃ~!?刹那がマリナさんにプレゼントだと!?」
刹那「ああ……でもこういうのは不慣れだから一緒に選んで欲しい」
アムロ「それなら任せろ!この日をどんなに待ち望んでいた事か!こんなに嬉しい(略)
    さあ行くぞ刹那!なに!金の事は心配するな!足りなければいくらでも協力してやる!
    ロラン!今日はご馳走だ!予算は気にするな!思いつく限りの料理を作れ!
    ほら刹那何をしている!遅いぞ!トランザムしろトランザム!

シーブック「あ~……兄さん完全に勘違いして暴走してるよ」
カミーユ「本当の事知ったときの落胆ぶりが目に浮かぶな」
ヒイロ「ロラン兄さん、今日の夕食はアムロ兄さんを慰める会になりそうだ」
ロラン「だね……そういう方向で料理考えるよ」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2015年07月23日 20:47