倉庫内の量産型キュベレイから人が…
ガタガタガタ…ゴソゴソ…
ガタッ!
クワトロ「さて…そろそろ時間だな…」
ギュネイ「待たせた!」
クワトロ「来たか…」
ギュネイ「しかしこんな事で…」
クワトロ「バレないように注意しておけ」
ギュネイ「…部長の変装よりは大丈夫です!」
クワトロ「(ええぃ…)…とにかく頼むぞ、お前は東○と進○ゼ○で養成して金がかかっているからな」
ギュネイ「…」
クワトロ「私はここで失礼する…後を頼むぞ」
ギュネイ「何故家に入っていくんです?!」
クワトロ「チョット…な…」
ギュネイ「(どうせ例の少年の1件だろう…スケベが!!)」
しかし6日目の夜…
エル「あー遅い!ルーはまだぁ?」
ルー「ゴメン!待たしたわね!」
エル「遅いわよ!、んでもって交代!こん中入ってね」
ルー「まかせてよ…ってアレ?」
エル「へ?」
ルー「は、入れない…」
エル「入れない訳ないでしょ!身長約180cmのクワトロさんが入れたのに!」
ルー「それが…ムリなのよぉ…き…きつい…」
エル「……あーっ!」
ルー「?」
エル「そこぉ!胸が!」
ルー「バカ!大きな声で言うな!私が恥ずかしい!」
エル「このオッパイオバケが!!」
ルー「黙りなさい!このペチャパイ!」
エル「ペ…ペチャパイとは何よ!ペチャパイとは!!」
ルー「実際そうじゃない!まな板のクセに…っと!こんなことしてたら兄弟が起きてきちゃうわよ!」
エル「と…とにかく中へ!」
ルー「どうやって?」
エル「こうなったら…ルー!我慢してね!」
ルー「ちょっと何よ?……何処触って…!!…?んあああああっ!!!!」
エル「おとなしくしなさいって!!バレるわよ!」
ルー「痛い……やめてよぉ…そんなとこ…」
エル「こうでもしなきゃ入れないでしょ!明日がラストなんだから!」
ルー「胸が…苦しいから…やめ…」
ガラガラガラ…
シーブック「………!!!!!!」
エル「ゲ!」
シーブック「(冷静に…冷静に…)…一体何をやっていた?」
エル「(事情を説明)」
シーブック「わかった…ここは僕がなんとかしよう」
エル「ありがとう!」
ルー「あのさぁ…エル…」
エル「?」
ルー「これ外して…か、変わりは見つかったんだから・・・きつい…」
エル「あーゴメンゴメン」
ルー「ふー…助かった…」
シーブック「(ぼ、僕は何も見ていない…)……幸い僕の兄弟は全員爆睡してるし
彼らには黙っておくから安心しなよ、ここは僕が入るよ運良く明日は学校休みだしね」
ルー「ありがとう!いいとこあるじゃない!!(ジュドーとは違うタイプね…)」
シーブック「でもできれば昼までに代役を準備してほしい、
兄弟には用事があるって書き置きを残して留守にすることにするからさ」
エル「わかった!アタシとルーでなんとか探すよ!(同じ兄弟でここまで違うものなのかなぁ…?)」
シーブック「花の色は十人十色、1人1人違うものだよ、わかるかい?エルさん」
エル「(何?!心を読まれたっていうの?)」
そして引き上げる2人…しかしこの後シーブックの鼻血が止まらなくなったことは誰も知らない…
翌朝…
ガロード「さぁーて今日が最終日かぁ…」
ジュドー「でもいいじゃん、お前の夢だったファンネルが動かせたんだからよ」
ガロード「そういうこった!5時には返さなきゃいけねぇ…んじゃ始動!!」
シーブック「(あーあ…こんなところに閉じ込められて…)」
ガロード「へへ…ファンネル!」
シーブック「(ファンネル!)」
シュンシュンシュン…ピー…(ファンネルの飛ぶ音)
シロー「ウウ…強い…」
戦闘終了後…
アムロ「ニュータイプか…」
カミーユ「どうしたんです?」
アムロ「いや…その…」
コウ「嬉しいんでしょう?兄さん…弟の夢が叶って…」
アムロ「あぁ…」
ドモン「だが油断しているとガロードのニュータイプ能力がアニキであるお前を追い越すぞ」
アムロ「いや…これでいい」
ウッソ「なんで?」
アムロ「別に構わないさ…」
ドモン「己の力を磨こうとしいのは何故だ?!今よりも輝かしいニュータイプの人生が歩めるんじゃないか?!!」
アムロ「俺の後ろにはカミーユが…ジュドーが…シーブックが…(中略)…そしてガロードが…若い世代が引き継いでいく…
俺はその礎になれればいい」
ドモン「兄貴…」
ジュドー「アニキも充分若いって!」
コウ「そういえばシーブックは?」
シロー「…この手紙がベッドの上に…」
ドモン「読んでみろ」
シロー「『兄弟達へ、僕は学校の用事で留守にする、今日中に帰るから心配しないで』」
アムロ「何だろう…」
昼…MS格納庫にて
エル「シーブックさん!」
シーブック「ん…代わりは来たか?」
エル「それが…」
シーブック「フッ…結局夜まで僕独りか…」
エル「ええ…でもなんで分かったんです?」
シーブック「僕がニュータイプであることは分かるだろう?君もニュータイプなら感じてみてください」
エル「…」
結局夕方まで暗いMSの中に入るシーブック…そうするとあの音楽が頭に流れる…
暗闇に閉じ込められ 自分を傷つけ
帰る家さえ見失う
闇の中で眠れ
闇の中で眠れ
もしも今兄弟達が 僕を探していても
影の薄さで見つからず
諦めるだろう
あヽ このままじゃ忘れ去られる
振り返る事などないさ
自分が居なくても同じ
I'm lookin' for how they live
自分の居場所探し
I'm searching place for me
影の薄さに震えれば
シーブック「(後…数時間…)」
はい、自分なりに勉強しておきます
それでは一気に完結まで行きます
キュベレイを返す…
ガロード「あんがとさん!」
マシュマー「どうだ!このMSは?」
ガロード「最高でしたよ!でもなんでこれを貸してくれたんです?」
マシュマー「私はハマーン社長様から『貸してあげなさい』と申されたまで、一切詳細は分かりません」
ガロード「ふぅん…まぁいいや…」
ガロードがコンツェルトから出る…
マシュマー「さて…持っていかねばな…」
社長室…
マシュマー「では失礼いたします!」
ハマーン「うむ御苦労」
バタン…
マスター「すまなかったなハマーン殿…」
ハマーン「代金は支払われている、構わんよ」
マスター「とにかく例を言おう…ありがとう…」
ハマーン「…(赤面)」(←恥ずかしいらしい)
マスター「ホレ…出てこんか…!!!?:;@「;。@pl「lp「??」
シーブック「ゴホゴホ…」
マスター「お前は兄弟の…!一体どう言う事だ?!」
シーブック「(事情を説明…)」
マスター「うむ…ならば仕方あるまい…ワシのミスでもあるしな…」
シーブック「と…とにかくみんなには黙っておくから…」
マスター「…それにしても随分と良い精神をしておるな!ワシが雇ったバイトの連中に比べ心が美しい!」
シーブック「?(何を言っているんだ?東方不敗さんは??)」
マスター「よし!ワシと共にギアナ高地へ行こう!!」
シーブック「???(ギアナ高地…確か地理の授業で…)」
1ヶ月半後…
シーブック「ttp://members.jcom.home.ne.jp/colonyjack/main/CG/top_03.jpg」(絵師さん勝手に使ってスマソ)
アムロ「一体何処へ行っていたんだ?…ってお前シーブックか?」
カミーユ「……」
ジュドー「異常だぜ?」
ロラン「何を食べてたんです?」
シーブック「ああ…いろいろとあってね…」
帰ってきたシーブックは以前の体格ではなかった172cm程度だった身長は180cm以上に跳ね上がり
体中の筋肉が発達していた
63 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:05/03/03 19:51:57 ID:???
エピローグ
ガロード「しっかし今思えば夢みたいだったな…」
ジュドー「いいじゃないか!お前は短い間だけでも夢が叶ったんだ」
ガロード「そうだな…って…おい!早くカタパルトに!」
ジュドー「オッ!さーて…プレゼントに貰ったフルアーマーZZでの初通学だ!フルアーマーZZ!いくぜっ!!」
ttp://knumh.omzig.net/srwmidi/srw/gundam_zz_silentvoice.mid
ガロード「ガンダムX!行くぜぇ!」
ttp://knumh.omzig.net/srwmidi/srw/gundam_x_dreams.mid
今日も順調に飛び立つ兄弟機
しかし例外が…
アル「ザク!いくよ!」
ttp://knumh.omzig.net/srwmidi/srw/gundam_0080_op.mid
ドモン(ひま)「やっとアルもMSを持つようになったか…」
ロラン(家事)「クリスマスに貰ったザクです、これで私が送り迎えする必要はなくなりました」
ヒイロ(爆弾製作)「しかし誰がMSの動かし方を教えた?」
ロラン「実は…」
アル「うわー!結構速度出てるな!」
シーブック「(あーあ…今日学校の創立記念日だから休みだけどなんでまた僕が…偶然が重なってしまったとはいえ…
キュベレイから出れたと思ったら今度はザクの中か…アルが完全に操縦できるまでこれが続くのか……
おっと!信号が赤か、しかしロランも心配性だな、帰ったらアルに操縦法も教えなきゃいけないなんて…)」
クリスマス編【完】
最終更新:2019年01月07日 14:26