320 名前:1/2 :2012/07/24(火) 23:33:49.95 ID:???
カミーユ「…なんで俺が補習対象に? ちゃんと通ってたはずなのに…」
ファ「ズル休みに早退、遅刻。いろいろ理由は考えられると思うけど?」
カミーユ「ファは…どうせ補習ないんだろ」
ファ「当たり前よ。問題起こさずきちんと通ってるもの」
シーブック「自業自得ってところじゃない?」
カミーユ「くそぉ…」
カテジナ「無様ね。普段ちゃんとしていないからこういうことになるのよ」
カミーユ「ぐぐぐ…!」
ファ「あれ? でもカテジナさんもリストに入ってるけど」
カテジナ「え?」
シーブック「あ、本当だ…」
カテジナ「ば、馬鹿な…なぜ私が…!」
ファ「あれじゃない? 授業中に乱闘した分が引かれてるとか」
カテジナ「あ、あれは、授業中に居眠りするルナマリアたちを注意するためにやっているのであって」
ファ「だからってMS持ち出すのはやりすぎだと思うわ」
カテジナ「だって言っただけじゃ言うこと聞かないんだもの…」
ファ「…今一つ加減が効かないのよね、カテジナさん」
カミーユ「偉そうなこと言ってた割にはざまぁないぜ」
カテジナ「くっ…!」
ファ「カミーユ!」
カテジナ「…そうね。これはチャンスととるべきだわ。全員に受けさせればこのクラスの学力も飛躍的に向上するはず…」
ファ「え?」
カテジナ「そうよ、補習って言ったって内容は復習のようなものなんだし、みんなで受ければいいのよ!」
シーブック「ちょ、ちょっと待ってくれよ! 僕だって予定があるんだ!」
カテジナ「そんなものは知らん!」
シーブック「そんな横暴な!」

321 名前:2/2 :2012/07/24(火) 23:34:33.86 ID:???

職員室
ハマーン「予想はしていたが…なぜここまで多いのやら」
ルペ「ま、普段が普段だものねぇ」
ハマーン「ところでルペシノ先生。補習対象者の欄に、補習が必要なさそうな男子生徒が何人か混じっているようですが」
ルペ「せっかくだから保健体育の補習をと」
ハマーン「私情で補習者を増やすのはやめていただきたい…」
ルペ「大体さ、補習なんて受けて損するもんでもないんだし、全員受けさせてもいいんじゃないかい? 授業が潰れてるクラスも多いんだしさ」
ハマーン「さすがにそれは――」


シーブック『不要な補習を強いる風紀委員のどこに正義がある!?』
カテジナ『黙りなさい! 学力アップ作戦で、みんな秀才にしてやるのよ!』
シーブック『寝言を言うなぁ!!』
カテジナ『まやかすなぁ!!』

ルペ「それは、なんだって?」
ハマーン「…やはり、全員受けさせるべきかもしれない、と」

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最終更新:2015年10月18日 00:38