11 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/08/14(火) 15:00:29.06 ID:???
スレ立て乙ー

前スレ1000によりとうとうアムロ兄さんの結婚が決まりまし…
…え、誰と?

13 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/08/14(火) 15:10:54.78 ID:???
セレーネ「マリナさんと結婚しちゃえば(適当」
ロラン「(確かに、マリナ様ならきっと良いお母さんになられるでしょうけど…」
アムロ「やめろ(迫真」

14 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/08/14(火) 15:10:56.33 ID:???
四ヵ月後…

 チッ…チッ…チッ…

○×年12月31日 23:59:59

 カチッ!

○×年1月1日 0:00:00

 チッ…チッ…チッ…

16 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/08/14(火) 16:11:57.35 ID:???
アムロ「だいたいなんで俺をそんなに結婚させたがるんだ?
今現状でみんなと上手くやってるし、実際彼女たちの間で争いなんて起きたことない。
兄弟の手前示しがつかないから?
別にそんなこと気にしないで各自好きにすればいいんだ。
今どき順序なんて関係ないし。
したくなったらするから放っておいてくれ」


リボンズ「やれやれ逆ギレだよ」
ビューティ「ふあぁ・・・またコクーンの中で寝てきますね」

17 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/08/14(火) 16:26:46.28 ID:???
弟達に後の事を任せ、家を出てから早数年のとある休日の昼下がり。
外は生憎の雨だが、広々とした居間は最愛の妻と娘の笑顔で満たされていた。
…何でもっと早く決めてしまわなかったのだろうか。そう思いながら微睡んでいると…

…不意に、呼び鈴の音が鳴り渡った。

奇妙な胸騒ぎを感じ、立ち上がろうとする妻と娘を制して
玄関に行き、横のインターホンの画面を覗きこんだ瞬間─心臓が凍りついた。


そこに映し出されていたのは、雨の中、傘も差さずにずぶ濡れになった女性と、
同じ様にその横に佇む一人の少年の姿。
雨に濡れて見え辛いその少年の顔に、だが自分ははっきりと見出してしまっていた。
隣にいる自分がかつて愛した女性と、そしてそれ以上に色濃い自分の面影を──

18 名前:通常の名無しさんの3倍 :2012/08/14(火) 16:28:00.01 ID:???
「…どうしたの、パパ?
思考の止まりかけた自分の後ろから、突然娘の声が響く。
咄嗟に娘を居間に返そうと振り向くと──

そこには、娘と…その隣には表にいたはずの少年が、
そしてその後ろの何人もの少年少女の姿があった。
皆一様に、ある共通した面影を見せる子供達の姿が───


力無く崩れ落ち、朦朧とする視界の中で、彼らの口が次々に開いていく。

「お父さん」「父さん」「パパ」「パパ」「お父さん」「お父さん」「お父さん」───


「う、うわああああああああああっ!!!」



アムロ「う~ん、違うんだ、これは…うわああっ!…」
ワシヤ(兄弟家居間でモニター中)「脳波に更なる乱れを確認」
ドメニコ「寝言の内容からして、指向性も合致している様です」
マイ「懲罰用試作型悪夢発生枕『ソロモンの悪夢』は順調に効果を発揮している模様です」
エルヴィン「…でもいいんですか?アムロさんを勝手にモニターにしてしまって」
ロラン(夜食の差し入れ)「いいんです。兄さんのはっきりしない態度に振り回されている人達のためのお灸です」

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最終更新:2015年10月24日 10:15